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ロックマンX〜朱の戦士〜
第三十話 Bio Laboratory
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ゼロ「(悪いな、爺…耐えてくれよ、俺の右腕…)」

ゼロは静かに笑い、Zセイバーを素早く左手に持ち変える。
祈りながら、全力を込めて地面を殴りつける。

ゼロ「アーーースクラッシュ!!!!」

一瞬のうちに床には亀裂が走り、砕けた破片がマシュラームの分身達を巻き込んで宙へと舞った。
その直後の衝撃波でマシュラームの分身達は全滅した。

マシュラーム「え!!?」

ゼロ「雷神撃!!」

腕に走る痛みに耐えながら雷神撃を繰り出すゼロ。
咄嗟にかわすが、攻撃が掠り、感電してしまう。
だが即座に立て直し、再び分身を生み出そうとするが出来ない。
先程の攻撃で分身を生み出す機構が破壊されてしまったようだ。

ゼロ「運がいいな。どうやら分身を生み出せなくなったようだな」

厄介な能力がなくなり、勝機を見出だすゼロ。

マシュラーム「まだだよ!!」

大きく跳躍し、自分の姿を模したエネルギー体をゼロに向けて放つ。
それをかわし、縦横無尽に動き回り、エネルギー体を放ち続けるマシュラーム。

ゼロ「チッ…」

マシュラームの跳躍力はゼロを上回る。
そのマシュラームの跳躍力を越すためには…。

ゼロ「悪いなルイン…お前の技を使わせてもらうぜ!!」

大きく跳躍するゼロ。
しかし僅かに届かない。
しかし限界高度まで上がると一気に緊急加速機を吹かした。

ゼロ「空円舞!!」

もう1段階飛び、マシュラームの真上に。

マシュラーム「え!?」

ゼロ「ドリルクラッシュ!!」

マシュラームの脳天に叩きつける。

マシュラーム「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!」

凄まじい攻撃に絶叫を上げながらマシュラームはその場に倒れ伏した。

マシュラーム「かっ…がはっ!!そ、それは一体…何なの…?」

ゼロ「こいつはイレイズ事件の戦いで判明した能力だ。どうやら俺にはDNAデータを元に能力を強化出来るらしくてな。雷神撃はスパイダスのDNAデータ。ドリルクラッシュは前のイレイズ事件のマサイダーのコピーのDNAデータ。そしてさっきのダブルジャンプはルインのDNAデータを元にした物だ。といってもルインのは極一部しか解析出来なかったがな。だが、いい技をくれたぜルインは」

マシュラーム「そ…そうか、DNAラーニング…ラーニングシステムを応用したって言うパワーアップシステム…極一部のレプリロイドのみに実装され、た…完成し、ていたな…んて…聞いて、な、い…よ…」

マシュラームは機能停止した。
それを見遣りながらゼロは月を見上げながら呟い
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