第八話:バトル&バトル?
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でね、強い奴が見つかると勝負を挑みたくなるんだよ」
あ、そういうことか、俺が強いからつい嬉しくなって笑ったのか、いやー納得……って
「まさか今から戦おうって言わないよな?」
流石に連戦はきついです、それにアイツ、フル骸殻でも勝てるかわからないし
「それも魅力的な話なんだがな、残念だけど、今はコカビエルを連れて帰るのが先だ」
本当に心底残念そうな顔をする白龍皇……ああ、何だかめんどそうな奴に目をつけられたな、俺
「今日のところは帰るとするよ、俺は現白龍皇、ヴァーリだ、君は?」
「ルドガー・ウィル・クルスニクだ」
俺も骸殻を解いて顔を見せて名乗る一応の礼儀だ
「そうかい、君の名前覚えておくよ、それじゃあね、ルドガー・ウィル・クルスニクと未熟な赤龍帝」
そう言い残すとヴァーリはコカビエルを担いで消えて行ってしまった
さてと、ここからが面倒なことになるな
「ルドガー君……」
「祐斗か…ケガはしてるみたいだけど無事でよかったよ」
「ルドガー君、君がどうしてそんなに強いのかとかどうして裏の世界を知っているのか聞きたいことはたくさんあるけどまず初めに聞きたいことがあるんだ」
「ああ」
「どうして……どうして、来てくれたんだい!?僕は君に関係ないなんて酷いことを言ったのに!!どうして!!?」
何だ、祐斗はそんなことを気にしてたのか、別に気にすることなんかないのにな
「うーん、どうしてって言われてもな、俺たち親友だろ?理由はそれだけさ」
「ルドガー君……君はまだ僕のことを親友と呼んでくれるのかい?」
「当たり前だろ」
「ルドガー君……っ!!」
「うわっ!?」
いきなり祐斗が抱き着いてきて傷の影響もあり受け止めきれずに倒れてしまう
「ありがとう……ありがとう、ありがとう!!!」
ちょっと痛かったが少し嬉しくもあるのでなすがままにされておく
祐斗との関係が前よりも近くなった気がして嬉しいのだがこんなことをしてたら――
「あらあらこんなところでお熱いですわね」
「王としては祝福するべきなのでしょうけど何だか複雑な気分ね」
「…黙って背中を押してあげましょう」
「主がいなくても人の愛はこうして続いていくのですね、私もいつかはイッセーさんと////」
「この場面を写メでとって学校中にばら撒けば、木場の人気を下げることができる!!!」
「お互いに反発し合う聖と魔の融合を果たした奴にとっては反発し合う性別も同じか」
やめろおおおおっ!!!!そんなんじゃないから!!
俺にも祐斗にもそんな気はこれっぽっちもないから!!!?
そんなこと言わないでえええええっ!!!!
それとイッセー、
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