第1章 闇艦娘の提督
第01話
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あまりにも激しい性交シーン。
男性経験などあるはずもない響にとっては目を覆いたくなるような惨状である。
案の定、響ははじめて見る性行為に驚いてしまい、微動だにできなくなってしまった。
「提督、お連れしました」
黒い艦娘は激しい性行為をしている提督に話しかける。
提督と呼ばれた男は馬乗りになっている艦娘を激しく突き上げながら、顔だけを黒い艦娘の方に向けた。
「ご苦労。陸奥・黒」
提督と呼ばれた男は目だけを動かして、立ちすくんでいる響を見つめる。
「お前、その目と腕の傷……」
全身をぐっしょりに濡らしている全裸の少女を見て、提督はあることに気がついた。
響の左目の瞳は鮮血のように赤い。
右目の瞳が青いせいもあるのだろうが、左目の瞳が深紅に染まっているように見える。
そして響の左腕……そこには大きな痛々しい古傷が刻み込まれている。
どのような大怪我をすればこのような大きな傷になるのだろうか、腕の半分近くが傷になってしまっている。
「お前よぉ、前世でよっぽどひどい轟沈をしたようだなぁ。前世での損傷が現世にまで影響してやがんぜ。たぶんだがよぉ、腕は骨が見えるほどにずたずたで、目は潰れっちまうようなよぉ、かなりやべぇ大怪我をしたんだろうなぁ」
響は提督が何を言っているのかわからなかった。
前世……轟沈……響は過去を振り返ろうと、記憶を探ろうとする。
しかし何も思い出せない。
思い出そうとすると、頭の中にはモヤがかかり、ずくんッと鈍く重い痛みが襲う。
「少しだけ待っててくれや、響よぉ。すぐ終わらせちまうからよ」
すぐ終わらせるという言葉を聞いた馬乗りになっている艦娘は、泣きそうな顔で提督を見下ろす。
「いやだよぉ! もっとしてほしいよぉ! もっともっとぉ! まだ足りないわ! 全然足りないよぉ!」
「そう言うな、五十鈴・黒。またすぐに愛してやっから」
「そんなこと言って! すぐにはしてもらえないじゃない! いくら提督が一日中休みなく愛することができるからって、それでも何日待たされるかわからないわ!」
「そう言うなって、五十鈴・黒。100人以上いる闇艦娘達を全員愛してやるには、どうしたって時間がかかっちまうんだ」
「ほら! やっぱり待たされるんじゃない! 嫌よ、そんなの。嫌だよぉ! まだ愛され足りないよぉ! もっともっと愛してよぉ、提督ぅ!」
「しょうがない甘えん坊だな、五十鈴・黒は。なら、おもいっきりイキまくりな」
提督は身を起して五十鈴・黒を抱き締め、座位の格好になる。
がっちりと身体をホールドされた五十鈴・黒は提督にきつく抱きつき、絶対に離さないとばかりにぎゅうぎゅうと提督を抱き締める。
そしてきゅんきゅん
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