暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第4章 俺の幼馴染とテロ屋さんが修羅場すぎる!
第59話 思いもよらぬ大騒動
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書作成のため生徒会室へと向かった。














「あ゛〜〜〜〜〜〜、気持ちいい〜〜〜〜〜〜〜」

「イッセー、お疲れ?」

「そりゃまぁ、あんなことがあったらなぁ〜」

 と、俺は龍巳に間延びした声で答えた。なんたってあの後、生徒会の仕事やオカ研のミーティング、果ては悪魔の仕事さえほっぽり出して追加の報告書を書き上げたからな。ようやく終わった段階で、メンバーは皆グロッキーになってたよ。更に人間で、ここ最近あまり睡眠時間も取れずにいたイリナとゼノヴィアなんか終わった途端気絶しちまったからな。結局今晩は前2人に貸していた部屋も準備ができていないということで火織のうちに寝かせることになったんだ。おかげでここまで担いで帰るのも大変だった。まあ背中に感じたイリナの柔らかい感触は役得だったけどな!

 しかし俺達はこれで仕事は終わりだったんだけど、ここから大変なのが部長や朱乃さん、会長や副会長なんだよな。報告書がまとめ終わるや皆に解散を伝えると、疲労の気配を色濃く滲ませながらも魔法陣ですぐに跳んでいった。部長たちはお兄さんであるルシファー様の元へ、そして会長たちはお姉さんであるレヴィアタン様の元へな。2人が言うには魔王様に直接報告ができればそこまで大きなことにはならないんじゃないかということだ。遅れたとしても一応嘘ではない報告書は提出できたし、何より魔王様2人が度を越すシスコンであるのが大きな理由らしい。……これ聞いた時には驚いたよ。魔王2人がシスコンって、なんか俺の中の魔王のイメージがめちゃくちゃ崩れたんだが。

 まぁそんなわけでうまく本人たちに報告できればすぐに問題なく開放されるだろうとの事だったんだけど……お付きの魔王様の眷属に捕まったらどうなるか正直分からないとのことらしい。例えば部長で言うと、グレイフィアさんに捕まった場合とか……。なんとかして本人のもとに直接乗り込んでみると言っていたけど、部長の表情はその決意とは裏腹に悲壮感に包まれていたし……部長、大丈夫かな?

「ん、イッセー、終わり」

「おぅ、サンキュー龍巳」

 まぁそんな訳で、帰ってきた頃にはとっくに日付をまたいじまってた。そして黒歌姉と火織が夜食を作ってくれてる間、俺達はこうして先に一緒に風呂を済ませていた。うん、実はもうこうして2人で風呂に入ることが完全に習慣化しちまった。あんまり良くないなぁ〜とは思ってるんだけど、やめようとすると龍巳が泣きそうになるし、もう普通に受け入れるようになっちまったよ。加えて

「なぁ龍巳、水着着たまま体洗うのってめんどくさくね?」

「うん、毎回お風呂の後水着洗うのもめんどくさい」

 という共通の見解を得たことにより……

「いいか龍巳。基本タオルで隠すこと、相手のを
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