派遣社員になった訳だが……どうしよう
20話
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、その人間達が作っているであろう装甲の為に運び込まれている素材の量が全く合っていない。
いくら最先端の技術を持ってしても、あの運び込まれている素材を全て消費するのは不可能です。今の技術の十数倍は効率がいいなどという未来の技術でもあれば可能でしょうけど、残念ながら向こうにある機材は私達が使っている機材と同じです。
じゃあ、一体何をしているか?
詳しくは分かりませんし、私の想像でしかないという事を前提に話しますが……」
「ストップ、多分、それ正解だから」
イザナミがカナメを制止させる。
流石に俺としてもそれ以上話されると色々と困る、特にここにはカノンもいるからな。
原作に対して大きく影響を与える可能性は十分にあるし、こいつが止めなきゃ俺が止めただろう。
「えへへ、以心伝心かな?」
喧しいわ!!
しかし、当然というかカナメは不審そうに俺とイザナミを見る。
「マキナさん、貴方は以前人類の敵ではないと言いましたが、そんな貴方がどうしてそれを放置しているんですか?」
「あー……悪いが理由は言えない。ただ、少々無茶があるかもしれないが今の俺にはこれしか言えない。俺を信じろ」
原作がどうたらなど言えるはずも無いし、理解できるとも思えない。
それにこれ以上俺の想定外に動く奴が増えてたまるか、そんなものはイザナミだけで十分だ……
大体、カナメのような人間はそもそも関わって欲しくないという、極めて個人的な要望もあるんだよ。
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