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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉30話「白熱!in 守矢神社!」
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朝になった。パンと目玉焼きを食べて、出かける準備をし、そして今から出かけるところだ。
スキマを開き、守矢神社へときた。
「ふう、一瞬で山に来れるのはいい気味だな。たまには登山もいいかもしれないけど。」
「やまだー!」
「やっほー!」
人形たちは相変わらず謎なほどに元気だ。少し純粋に作りすぎたかな?まあでも賑やかの方がいいからこれでいいや。
「あ、裕海さんじゃないですか!ついにここの信仰をしに来たのですか?」
奥から早苗が出てきた。
「しないよ。」
「ではどうしてここに?」
「信仰したいがためだけの施設か?ここは。ただ単に遊びに来たんだよ。」
「なるほど、その発想はありませんでした。」
なかったんかい。
「それでしたら奥に2柱とも座っておられるので、話し相手になってあげてください。掃除が終わったらお茶を出します。」
う〜ん、できれば早苗とも話がしたいからな。この辺の掃除は骨が折れそうなほど葉っぱが落ちている。
「俺が一瞬で終わらせようか?」
「本当ですか?助かります。・・・爆破はやめてくださいね。」
「誰がするか。そんなことしたらここへ来た意味がないだろ。」
爆破の方がめんどくさいし疲れるし。
「“密度の変化”。ゴミ、塵、埃、落ち葉。もろもろ邪魔な物はこの一点に萃まれ。」
呼びかけると、すごい勢いでたくさんのゴミなどが集まってきた。指定したところの密度を高くして、指定した対象物だけが萃まる。こういう技を、この前萃香に教わった。
「すごいです!本当に一瞬で終わりました!」
「さて、集まったやつは・・・燃やすか。」
「ええっ!?爆破しちゃうんですか!?」
「だからしないっての。燃やす=爆破ってどういう公式さ。“焼失の変化”」
すっと扇子を集まったゴミに向けると、いい感じに燃えて灰になった。
「“消火の変化”これで始末完了っと。さて、中に入ろうか。」
「はいろー!」
「はいろ〜!」
「はい!」



「おや、もう掃除終わったのかい。って裕海じゃんか。」
神奈子が座っていた。
「ああ。あれ?そういえば一昨日の大会で神奈子も諏訪子も見かけなかったな。誰におとされたんだ?」
そう質問すると、ため息まじりで返答した。
「あ〜、私は麓の巫女にやられたんだよ。見事にでっかい陰陽玉と光る八つの弾でやられた。で、諏訪子はあの悪魔の妹にやられたのさ。早苗は確か・・・」
「はい、私は紫さんにやられてしまいました。かなり粘ったんですけど、『まだまだ未熟ね』って軽々と叩き落とされてしまいました。」
お茶を持ってきた早苗が話を繋げた。霊夢も紫も結構容赦ないな。
「あっ!裕海じゃん!優勝おめでとう!」
諏訪子が出てきた。
「ありがとう。まあ、結局霊夢と引き分けという形になったけどね。・・・そのあとは宴会で酒を無
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