第四話
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「ソーナ会長。皆連れて下がっててくださいね」
俺は剣を消してから右手を掲げる。
「冷徹なる鋼の女王、魔を滅する聖剣よ……今ここに鋼の剣となりて、我が手に力を!」
そして俺の右手の甲に光る紋章が現れる。この紋章はエストを表しており左手には同じようにレスティアの精霊刻印がある。
レスティアごめんな?今回はエストの出番なんだ。
−ええ。聖剣さん?イッセーの足手まといにはならないでちょうだいね?−
−そんな事わかっています。闇精霊は黙って見ていてください−
「2人共、同時に喋らないでくれ……頭がガンガンするから……」
俺は右手に現れた剣……テルミニス・エストを構える。
「その剣……何だ?」
コカビエルはエストを見て疑問を抱いているようだ。
まあ、そうだろうな。だってエストは聖剣……しかもそこいらの聖剣とは比べるまでもない力を持った聖剣なんだから。
「そんなのはどうでもいいだろ?それよりも……こんな事をして何を望んでるんだ?」
まあ、大体の想像はつくが。
「そうだな……つまらんのだよ、平和は……戦争が終わり、俺のとこの幹部は戦争に消極的になりやがって……しかもアザゼルに至っては神器の研究に没頭して戦争をしない、どいもこいつもふざけてやがる」
アザゼルさん、変わってないんですね……逆に安心しました。
「お前のそういう所は変わらないんだな」
「分かりきっている事だろう、兵藤一誠!そうだ!俺は戦争がしたい!殺して殺して、殺しが正当化されるものを望む!エクスカリバーを奪えば天使側は戦争は攻めてくる思ったんだが、送ってきたのは雑魚神父と、そこの聖剣使いのみ……ならば次はお前達、悪魔に喧嘩を売ろうと思ったわけだ」
「さあ、リアス・グレモリ―にソーナ・シトリー。そしてその眷族。俺はこの町の、駒王学園を中心に破壊活動を行う。止めたければ、こいつを殺してでも来るのだな!!!」
っ!!
コカビエルの側に魔方陣が現れる。
「兵藤一誠……お前に取ってはそいつらは単なる前座に過ぎんだろう……しかし貴様は窮地に立たされた時にこそ、強くなる!楽しみにしているぞ!」
「じゃあねぇ!イッセー君!バァハハ〜イ!!」
コカビエルがそう言った瞬間に……コカビエルが展開した召喚魔方陣から
ガァァァァァァァァァァァァアアアアア!!!!
悲鳴に似た魔物の叫び声辺りに鳴り響いた。
「こ、これは……ケルベロス!?でも何で……」
「そんなのはどうでもいい。ソーナ先輩。皆を連れて学園に向かってください」
「イッセー君…‥大丈夫なんですね?」
「ああ、任せとけって」
−この程度の敵に負けるようでは聖剣の名が廃ります−
エストもやる気満々の
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