第四話
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き残りかね?」
「そうだ。僕は一度、貴方に殺され、そして悪魔となって生き延びた。僕のこの魔剣は僕の同士の無念を顕現したものだ!!だから僕は貴方を殺して復讐を果たす!!」
そういえばそのような事も言っていたな……。
「でも、君の命もここでギッチョン!ってね!」
そう言うと木場の背後にいきなりフリード神父が現れる。
「っ、しまった!」
木場は慌てて魔剣で応戦しようとするが間に合わない!
「させないよ」
ガキンッ!
「「なっ!?」」
私とフリード神父は同時に驚く。
フリード神父は自分の攻撃が止められた事にだろう。
しかし私は別の事に驚いていた。
「よぅ、フリード。あの時逃げ帰った奴が堂々とよく歩けるな」
フリード神父の攻撃を止めたのは……イッセーだったのだ。
SIDE OUT
俺が現れた事に驚いたフリードは一瞬で元いた場所に戻る。
「はっ!まさかイッセー君だったとはねぇ……これはこれで、面白い展開だな、おぃ!」
「俺にとっては面倒くさい展開だよ」
俺は双剣を油断なく構える。
そして気づいた……この場には俺たち以外にも一人いる事を。
「気配隠すの上手くなったな……コカビエル」
「ふん、やはり気づかれるか」
そう言って天井より現れたのは10枚の黒い翼を生やす堕天使コカビエルだ。
「お前の思い通りにはさせないぞ……」
「しかし、もう遅いぞ?」
「きゃああああああ!?」
「っ!イリナ!?」
振り向くとイリナは地面に倒れておりイリナが持っていた剣はフリードの手にあった。
しまった!コカビエルばかりに注意を向けすぎた!
「くそっ!」
「イッセー君の読み負けって所かなっと!」
しかし俺はフリードを捉えられなかった。
フリードは既にコカビエル達の所に立っている。
「てめぇら……!」
「っおお……さすがはイッセー君ですわ……殺気がパナいっすわ」
「流石の殺気だな、兵藤一誠」
コカビエルとフリードは違う感想を言っている。
すると、俺の後ろから赤い魔方陣が展開されてそこからグレモリー眷属とシトリー眷属がやってくる。
「イッセー君、何が……コカビエル!?」
さすがのソーナ会長でも目の前に聖書に書かれている堕天使を見たらこうなるわな。
それと神名。お前は何で尻をさすってるんだ?
まあ、いいや。
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