第十九話 幼馴染
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アベルがいいながら、船を停めた。
私たちは山奥の村目指して山を登る。(トラマナのおかげで魔物は出てこないのがうれしかった。)
山登りとか最後にしたの小学生のころの修学旅行以来だから旅慣れている私でも山はきつかった。
それでも私は我慢のひとつも言わずに(当たり前だ。)山を登り続け遂に山奥の村へとたどり着いた。
「ここが山奥の村か」
山のでこぼこした地形状家を建てるのは困難なのだろう。やぐらのようなものに家が建っていた。
「さてと、水門を開けてもらいますか」
私たちは馬車とパトリシアを宿屋の馬小屋に入れた後、一番近くにあった民家に入った。
「すみません。お邪魔します」
ゲームでは簡単に侵入できる民家にもきちんと来る旨を伝えて入った。
「どうぞ、あがってくださいってアベルじゃないか!」
「ダンカンさん!?久しぶりですね」
「ああ、10年ぶりだな。ささっそちらのお嬢さんと魔物のみんなもあがってあがって」
私たちが家に入るとダンカンさんはお茶を淹れながらこう言っていた。
「アベル。いや本当に久しぶりだ。きっとビアンカも喜ぶよ」
「ビアンカがここにいるんですか」
「ああ。もうじき帰ってくるころだと思うよ」
ビアンカがいるのか。私も彼女にはぜひ会いたい。そのとき扉が開いた。
「ただいま、お父さん。ん?お客さん?誰ってアベル!」
「ビアンカ!」
あれ、私ってお邪魔虫じゃね?
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