第一部 異世界邂逅編 〜ヨシュア来訪者〜
獣人国ケモナ
おい、ちょっと待て
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!」
「簡単だ、俺が今から出す質問に答えろ。嘘がバレた場合はこのガキを殺す。」
そう言って波紋を纏わせたクラッカーを木に投げつけて幹を破壊し、言葉がシャレや冗談じゃないことを示す。
狼獣人の兄ちゃんは悔しそうにしてたが、ちゃんと答えてくれそうだ。
「まずは1つ、この森はどんな森だ?」
「獣人が多く生息している獣人の森だ。我らは『母なる森』と呼んで崇めている。」
成程、だから燃やそうとした時にあんなに焦ってたのか。
「じゃあ次、お前らは何処の誰だ?」
「俺達はココから半時間ほど歩いた先にある、ニンゲンを拒んだ獣人の国『ケモナ』の護衛兵だ。妹は新兵だがな。」
だろうな、俺や魔術師の赤の力を悟れてなかったし。
しかし、ニンゲンを拒んだ国の護衛兵か、だったら攻撃もするだろう、悪い事した・・・。
「そうか、分かった。質問は以上だ。」
「だったら「だが、あと1つだけ条件がある。」・・・・・・何だ?」
不服そうな狼獣人にニンマリ笑い、俺は言葉を紡ぐ。
「お前らの国に入れてくれ。俺らには泊まる宿もないが、近くに街があるのに野宿も嫌だ。」
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