暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン〜黒き疾風〜
始まり
[2/2]

[9] 最初 [1]後書き [2]次話
永久退場している。諸君は今後この城の頂きを極めるまでログアウトすることは出来ない諸君が、向こう側に置いてきた肉体の心配をする必要はない。現在、あらゆるテレビ、ラジオ、ネットメディアはこの状況を、多数の死者が出ていることも含め、繰り返し報道している。諸君のナーヴィギアが強引に除装される危険はすでに低くなっていると言ってよかろう。今後、諸君の現実の体は、ナーヴィギアを装着したまま二時間の回線切断猶予時間のうちに病院その他の施設へと搬送され、厳重な介護態勢のもとに置かれるはずだ。諸君には、安心して……ゲーム攻略に励んでほしい。しかし、充分に留意してもらいたい。諸君にとって、<<ソードアート・オンライン>>は、すでにただのゲームではない。もう一つの現実と言うべき存在だ。……今後、ゲームにおいて、あらゆる蘇生手段は機能しない。ヒットポイントがゼロになった瞬間、諸君のアバターは永久に消滅し、同時に…諸君らの脳は、ナーヴィギアによって破壊される。諸君らがこのゲームから解放される条件は、だった一つ。先に述べたとおり、アインクラッド最上部、第百層まで辿り着き、そこに待つ最終ボスを倒してゲームをクリアすればよい。その瞬間、生き残ったプレイヤー全員が安全にログアウトされることを保証しよう。それでは、最後に、諸君にとってこの世界が唯一の現実であるという証拠を見せよう。諸君のアイテムストレージに、私からのプレゼントが用意してある。確認してくれ給え」
アイテム欄を見ると所持品リストの一番上に手鏡とあった。なんで手鏡?ふと顔を上げると全員の顔が変わっていた。慌てて手鏡で自分の顔を見るとそこには現実の俺の顔があった。
「って、お前らキリトとクラインか!?」
「「そういうお前はサトシか?」」
2人の顔が驚愕に染まっていた。
「お前おんなだったのか!?」
キリトよ、殴られたいのか?
「俺は男だ!」
「「はぁ!?」」
なんか悲しくなって来た。
「まぁいいや。俺はもう行くけどお前らどうする?」
キリトは行くらしいがクラインは
「俺はダチを置いてはいけねぇ」
「そうか、何かあったらメッセージ飛ばせ。じゃあな」
そして俺とキリトは次の村に向かった。





[9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ