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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
救出
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で告げた。
……頼んだぜ、二人とも。
ゆりかごの外ではヴァイスが操るヘリが滞空していた。
その中には、狙撃銃形態のストームレイダーを構えたヴァイスとバイクに乗ったティアナとスバルがいた。
「いいかお前等。ゆりかごの中はかなり高濃度のAMFが働いているらしい。中で魔法は使えねぇけど外ならギリギリでスバルのウイングロードが届く。だから、俺が道を開けてやる」
ヴァイスはヘリのハッチを開けた状態で目の前でスバルたちの進行を邪魔しようとするガジェットを次々に撃墜していく。
その精密さたるや、射撃を得意とするティアナが息を呑んでしまうほどだった。
「……ほんとはよ、いつまでもうじうじしてる自分に嫌気が差してたんだ」
「え?」
ヴァイスの独白にティアナは思わず声を漏らしてしまったが、彼はそのまま続けた。
「一度の失敗でいつまでも情けなくへこたれてよ。死にたくなるほどなさけねぇ思いだってしてきた。それに俺ぁお前等の隊長たちみたいにエースでも、天才でもねぇ。けどよ、一先輩としてバカで無鉄砲なテメェらに道を開いてやる事ぐらいはできらぁな!!」
ヴァイスはそういうとストームレイダーの銃口に魔力を溜めて、更にそれを魔力で包み込んだ弾丸を打ち出した。
弾丸は一直線にゆりかごへの進入を阻んでいるガジェットに直撃し、ガジェットは弾丸に貫かれて爆散した。
「行け! 行って隊長たちを助けて来い!!」
「「はい!」」
二人は同時に返事をすると、スバルがウイングロードを発動して道を作る。
ティアナもそれを確認するとバイクを走らせる。
彼女等の後姿を見送りながら、ヴァイスは告げた。
「頼んだぜ。お前等」
ゆりかごから少し下の空域では、小型の飛行型ガジェットが地上へと降下を開始していた。
ゆうに四十は超えるガジェットをどう止めるべきか、空戦魔導師たちの無線が飛び交っていた。
アースラ艦内でオペレーティングをしていたルキノもまたどうするべきか焦りを見せていたが、そこで聞きなれた凛とした声音の女性の声が聞こえた。
『ルキノ、聞こえるか?』
「は、はい! シグナム副隊長!」
『今、私の方でガジェットの機影を確認した。これより迎撃に入るが、構わないな?』
「はい! お願いします!」
ルキノはシグナムに回線を開くと同時に受け答えたが、モニタの中に現れた彼女の姿に小首をかしげた。
「あれ、シグナム副隊長? そのお姿は……」
『心強い増援が来てくれてな』
彼女は静かに笑みを浮かべると、モニタを一旦切って音声だけをルキノに聞こえるように操
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