暁 〜小説投稿サイト〜
転生者の珍妙な冒険
ちょっとした小話
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戦が主体だから魔法は苦手。苦戦を覚悟していた。
だが、ヨシュアを見てそんな考えは捨てることになった。
アイツは事もなげにその火球に触れ、燃える前に言葉を紡いでた。
確かその言葉はこんな感じだったか?

「タロット、大アルカナは1番『魔術師』の暗示するスタンド、魔術師の赤(マジシャンズレッド)!」

その後の光景は、最早戦いじゃ無かった。
そのヨシュアの言葉で現れた「何か」が、火球を全て炎で相殺し、ヨシュアの
「炎の探知機。」
とかいう言葉と共に隠れていた刺客の場所が完全に浮き彫りに。トドメとばかりにヨシュアが
炎の荒縄(レッドバインド)。」
とか言うと共に「何か」の手から出た炎の縄が刺客を締め上げて燃やし尽くした。
そう、アレは戦いじゃなく、蹂躙だった。
サリナが用足しに行ってて良かったぜ全く・・・。

「ったく、アイツは・・・・。」
目頭を押さえ、呟く。
まぁ、この記事の出来事と昨日の戦闘がやたら似てるのは偶然だろう。
あの時の「何か」が鳥人みたいだったのもきっと偶然だ。
取りあえず、俺はそう思っとくことにした。

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