暁 〜小説投稿サイト〜
東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉27話「夢幻泡影」
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ほど大量ではない。
「この発狂弾幕を超えられるかし・・・ら・・・え?きゃあああああっ!?」
悲鳴が響いた。さすがにあの弾幕嵐を超えるのは予想外だったらしい。
「・・・ふふふ」
まだ落ちていなかった。被弾はしたのか服が少しぼろぼろである。
「喰らいなさい。」

「深弾幕結界 -夢幻泡影-」

「それは儚い弾幕の結界。夢、幻、泡、影。どれもこれも儚く壊れやすい。そう、これは人の儚さを意味している。」
周りに弾幕が配置されていく。
「私の奥義の一つを、人の儚さを体感しなさい。」
これは、俺が持っている弾幕結界と似ていて、どこか違う。
かなり避けづらい。発射され、なんとかかわすが、これは読みにくい。
突然、御札が大量発生し、それが紫に向けてゆっくりと、かなりゆっくり進んでいる。すごい量の御札は俺の動きを制限したため、これはまずいと思ったが、もう紫に攻撃の様子はなかった。
「ふふふ、このあと頑張ってね、裕・・・み」
がくっとスキマから落ちた。それをなんとか受け止めた。気絶している。
「ふう、疲れた。でもこのまま霊夢戦は・・・」
まずい、といいかけてやめた。目の前に霊夢がいたからだ。
「あら、紫を倒したのね。ということは、あなたが決勝戦の相手ということになるのかしら。」
「ああ、そうなるな。」
お互いににこっ微笑み、そして同時に言った。
「「勝負!」」



続く

響希「・・・俺、そろそろ帰っていい?」


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