変化と不変の入り乱れ
東方変形葉27話「夢幻泡影」
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笑いをこぼし、こちらを向いた。
「さて、あなたの実力を試させてもらうわよ。」
「望むところだ。ね、2人とも。」
「よーしゃしないよ!」
「しないのだ〜!」
人形たちは意気揚々である。いいこといいこと。
「さて、いくぞ!」
変符「無限変幻 張」
いろんな種類の弾幕が形を変えながら飛びまくる。ある程度弾幕が飛ぶと、その弾幕が戻ってくる仕組みになっている。ただし、折り返し地点は弾幕の壁であり、この弾幕の壁から脱出はできないし、できたとしてもまた次が来る。
「なかなか変わったスペカね。これで吹き飛んでしまいなさい。」
廃線「ぶらり廃駅下車の旅」
2秒ほど構えをして、なんかスキマから電車を出してきた。うわっ何あの威力。弾幕を蹴散らして行きながらこっちに走ってきた!
でも、それなら対策はとってある。
変位「無限変幻 瞬」
相手のいる場所と、自分のいる場所を一瞬で入れ替えてしまう。相手が出した弾幕を相手が受けることになる危機回避用のスペカ。ちなみに、入れ替えたあとは弾が様々な弾幕に変化しながら渦を巻いて襲い掛かる。まあ、入れ替わるのは一回だけだが。
「っ!?いつのまにっ!?くっ、『幻想狂想穴』」
「『桜吹雪旋風』」
スキマに入り、目の前に現れた。だが俺はそれを読んでいた。そのため現れる寸前にスキルカードを唱えた。
紫の下からピンク色の弾幕が舞いあがる。
「いたあっ!?よ、読んでいたわね?」
「ああ。それよりも気をつけなよ?」
「えっ・・・あぶなっ!?」
渦を巻いて紫に飛んでくる、ある意味で変化球な弾幕。いや、あの弾幕の量をかわすとは、なかなか手ごわい。
「ぬっ、これでも喰らいなさい。」
幻巣「飛光虫ネスト」
紫がスキマに座り、足を組んで扇子をこちらに向けると、大量のスキマが現れ、高速弾が飛んできた。俺の持っているスペカと似ている。
「さすがに避けづらいな。」
変異「無限変幻 拡」
少量の弾幕を放つ。それらの弾幕は相手に近づくにつれて大きくなっていく。大きくなるのだから、威力も相当なものである。
「これはかなり難しいわ。何よこれ・・・」
「『恐怖の眼』」
紫の死角に“眼”を配置する。
「いたっ!?あ、あんなところにいつの間に?くっ、これでもっ!!」
結界 「生と死の境界」
・・・なんかとんでもない弾幕の量なんだが。意外と威力はあるらしく、俺の弾幕がどんどんはじかれていく。
「これは厄介だなあ。でも、次で決めよう。このままでは霊夢戦はきつすぎるからな。」
変遷「無限変幻 流」
ランダムで、どこから流れてくるかわからないスペカ。おっと、今回は紫の真下からのようだ。
この弾幕の威力は俺のスペカの中では光線を除き右に出るカードはない。そのかわり数は言う
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