宮藤芳佳
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私が先ほど言ったことを覚えているか?」
「魔女に頼らない兵器を開発しているでしたっけ?」
「その通りだ」
つまり魔女を超える兵器。そんなことを言ってしまえば、魔女より上なんて言ったらネウロイしかない気がする、
ここは試してみよう。
「つまりあなたたちは人工的にネウロイを造ろうと言うのですか?」
引っ掛かってくださいよ。
「確かにネウロイの部品を使っているが、あれはネウロイではない」
ネウロイの部品を使っている?でもそれは危険なはず。
「そこで君にはネウロイからとれるコアを回収してもらいたい」
「コアを回収!!」
「そうだ。コアを回収してもらいたい」
コアを回収なんて出来るわけない。私の記憶だと、ネウロイはコアが無事ならば何度でも再生したはず。
「勘違いしていないか。私がほしいのはあくまでも欠片に過ぎない」
「なるほど、欠片ですか。それくらいならいいですけど」
私はこれくらいならいいと判断した。なぜかの言うと、私たち魔女にはあまり関係が無さそうだったからである。
「それでは定期的に持ってくるとします。そのかわり、変なことはしないでくださいよ」
「ああ、覚えておこう」
ゴメンみんな。私はまた闇に誘われたよ。
〜基地周辺〜
まさか2日間も訓練をするはめになるとは。私が甘かった。それにしても心配だな、理恵はどこまで行ったのかな?
「中里さん、大変です!ネウロイです!」
そういえば、警報が鳴っていたっけ。
「宮藤さん。落ち着いて」
今の宮藤さんでは出来ることはないはず。それとも、なにか策があるのかな?それはそれで気になるけど。
「落ち着いた?」
「はい、落ち着きました」
「そう。で、ネウロイがどうしたの?」
「ネウロイがこっちに向かって来ているんです」
なるほど、つまりは人がいないから出てほしい訳だ。
「わかったよ。支度をしたてから格納庫に行く」
「ありがとうございます」
さて、どうしたものか。今手が空いているのは私と大崎くらいか。
「圭。ネウロイだ!」
「・・・わかった。出る」
ヨシッ。これで準備万端。
「それでは任務開始!」
これは理恵の役目なのにどこに行ったのかな?なんの連絡もなく一夜が明けることなんて今までなかったことなのに。
「颯。なに考えてるの?」
そうだよね。今考えても仕方がないよね。
「何でもないよ。それじゃあ、行きましょう!」
「了解」
***も、理恵もいない以上は私がしっかりしないと!でないと、二人に悪いしね。
『ミーナ
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