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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
現状連絡
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名前を聞くときはまず自分から名乗るもんだぜ?」

「む?……木の葉の里、三代目火影、猿飛弦間じゃ」

「火影?火影って何だ?
まぁいいや、俺は赤志ユウジだ」

「火影を知らんのか?」

「悪いな。
この世界には最近来たばかりだからな」

「(最近来た?他の里の者か?
しかし火影を知らないはずはない。
それにこやつはただ者ではない……)」

「あー、なに考えてるかは知らんが、
これから夕飯作らなきゃいけないんだ。
用があるなら早くしてくれ」

「ぬ、…お主はナルトをどう思っておる?」

「は?………そうだな………家族?仲間?…んー……まぁ、
守護対象かねぇ」

「守護……敵ではないのだな?」

「話聞いてたか?
ま、そんなところだな」

「そうか……あの子は最近良く笑っている。
お主のお陰かもしれんな。
出来ることならば、あの子を頼みたいのだが…」

「そこらの面倒はさておき、
どう育つかはアイツの日常次第だ。
あんた自信が迫害するやつらの対処をするのなら、
いい方向へと向かうんじゃないのか?」

「………そうじゃな」

「ま、頑張ってくれや。
じゃあな」

「うむ」

そう言って背を向けて帰宅を開始。
後ろでは複雑そうな顔をするじいさんがいた。









夕食は終わり、ヒナタは帰った。
ナルトも眠りにつき、俺は一人で屋根に上って月を見る。

「……やることねぇな」

なら寝ろよ。
なんてツッコミが来る気がしたが、これからを思うと
あまり寝る気にはなれない。

「こんな面倒な依頼は初めてだぞ…。」

この世界に来た理由である依頼。
俺が選んだのは"救援"。
しかし救援以外に"救済"まで混じっているとは思わなかったのだ。

「はぁ…"ピピピッ"ん?蒼也?」

俺の懐から音がなり、それを取り出す。
なっているのはラクス。
俺のデバイスで有能な相棒でもある。

「繋いでくれ」

フォンッと音がなり、モニターが写し出された。
やはりと言うか、そこには蒼也が写っていた。

「何だ?もうギブアップなのか?」

『違うけど…ちょっと聞きたいことがあったんだよね』

「聞きたいこと?」

『あー、心を、と言わず毒を消し去る薬って作れないかな?』

は?毒って…

「何の毒かは知らんが、お前のいる世界では無理だろうな」

『そうなの?』

「その世界は恐らく毒に対する危機感がないんだろ。
どうせ魔法とかに思考が偏りすぎて治せるものも治せない状態なんだろ」

『あー、否定は出来ないよね…』

「大体、そこにいる眼鏡ッ子がお困りの相手だろうが、
薬にしか目線を向けて
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