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アラガミになった訳だが……どうしよう
アラガミになった訳だが……どうしよう
3話
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どうやら、相手も次を逃せば俺に逃げられると本能的に察したらしい。
次の一撃は向こうも当てることのみに重きを置いた攻撃になる、つまり広範囲かつ高速の攻撃それは……全て触手を使ってのなぎ払い。
案の定、周囲の木々がなぎ倒される音が響いてくる。しかも、範囲は想像よりも遥かに広くこのまま走ったところでどう足掻いても回避は不可能だ。
そう、このまま走った場合は、だ。
少々惜しいが反撃の為に溜めていた圧縮空気を足から噴出し、瞬間ではあるものの爆発的な加速を得る。
そして、そのままある程度の高さまで、顔などをコンゴウの物に変化させた両腕で守りながら山道を突き進んだ。
そして、恐らく安全であろう距離をとれたと考え、振り返った俺の視界は触手で地面を叩きつけ跳躍し、こちらに飛んでくるウロヴォロスの巨体に埋め尽くされた。














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