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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos31-A砕け得ぬ闇の使徒〜Fragment eines Dunkelheit〜
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るから〜、彼に紹介状を出しておくわね〜」

?―?―?終わりや?―?―?

とまぁそうゆうわけで、ミミルさんの知り合いの技術者――ジェイル・スカリエッティさんの居る場所、本局の第零技術部へとわたしらは向かってる。それにしても、「ルシル君、なんでそんなソワソワしてるん?」ルシル君の様子がおかしいのが気になる。それもこれもジェイルさんの名前を聴いたときからや。

「いや、なんでも・・・」

「何でもってことはねぇだろうがよ。お前、ジェイル・スカリエッティの名前を聴いたとき、茶ぁ吹いたじゃねぇかよ。つうか、オーディンとおんなじツラであんな間抜けを晒すなよマジで」

ヴィータが御立腹。シャルちゃん家で泊まったあの日、お風呂から上がった後でルシル君にミミルさんとの話を伝えた時、ルシル君がぶはっとお茶を吹いた。ルシル君・・・最近そんなんばっかやなぁ。ちょう格好悪いかも・・・。

「お前はジェイル・スカリエッティという男を警戒しているようだが・・・、知己なのか?」

「そういうわけじゃないんだが・・・」

「すずかちゃん達のデバイスを改良した人らしいし、そこまで警戒することはないんじゃないかしら? 彼女たちも良い人だって言っていたもの」

シャマルにそう言われたルシル君は「判っているんだが、スカリエッティという名前にはどうも苦手意識が生まれる」って言うた後、「ま、なのは達が良い人って言うのなら、そうなんだろう」って警戒心を解いた。

「お待ちしていました、八神はやて様、騎士シグナム、騎士ヴィータ、騎士シャマル、騎士ザフィーラ、騎士リインフォース、ルシリオン・セインテスト様。第零技術部部長、ドクター・ジェイル・スカリエッティの秘書、ウーノ・スカリエッティです。これよりは私がご案内いたします」

ジェイルさんの秘書ってゆうウーノさんと合流。ウーノさんに自己紹介を返した後、わたしはウーノさんを先頭に改めて第零技術部へと向かうことになった。

†††Sideはやて⇒ルシリオン†††

ジェイル・スカリエッティ。先の次元世界ではプロジェクトFの基礎を作り、ヴィヴィオや最高評議会、レジアス・ゲイズを利用してミッドチルダ首都や本局を震撼させ、最期はメサイア・エルシオンに殺害された、究極の変態にして天才科学者。
そんなアイツが、ヴィヴィオを泣かせ、苦しませたあのクズ野郎が・・・犯罪者でなく、管理局に属し、技術部の1つを受け持ち、なのは達のデバイスを強化し、これから先はやての魔導書を造ると言う。なんの冗談だ、これは。

(調べてみればプロジェクトFの基礎を組んだのはスカリエッティではなく、プライソンとかいう科学者らしい。だからと言って、そのプライソンの正体がスカリエッティかもしれないという可能性は捨てきれないが・・・)

プライ
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