暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos31-A砕け得ぬ闇の使徒〜Fragment eines Dunkelheit〜
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の広域攻撃が合わさった後方支援タイプです。融合騎としての機能を失った私が以前主はやてとの融合時には、魔力の管制・補助を徹底しました」
リインフォースがそこまで言うたところで、「実際はこんな感じだよ」ってシャルちゃんがモニターを展開。表示されてるのはリインフォースとユニゾンしてるわたしや。それを見たミミルさんがいろいろと質問してきたから、リインフォースで答える。わたしの持ってる本は何か、杖は何のためか、とか。答えられへん本の名前とかは、「特秘事項なので。ごめんなさい」ってシャルちゃんが代わりに謝ってくれた。
「――ふんふん。本は蒐集した魔法を貯蔵しておくストレージ型のデバイスで〜、杖は単なる魔法発動媒体というのね〜。はやてちゃん、君〜、面白いわね〜。遠距離・遠隔発生・広域攻撃・・・。後ろからのトンデモ魔法での前線援護というわけね〜。それじゃあ新しい融合騎の魔導スタイルは〜・・・、近接戦タイプにする〜?」
「あ、出来ればリインフォースと同じでお願いします。わたしや他のみんなともユニゾンして補助が出来るように」
わたしだけやなくてルシル君やシグナム、ヴィータ――前線で戦うみんなともユニゾン出来たらええなぁ、って前々から思うてた。
「マイスターがあなたで〜、ロードはあなたを含めた八神家ということでいいのね〜」
「それでお願いします」
ミミルさんが手元に展開したモニターとキーボードに何かしら打ち込み始めた。その間、「融合騎については私が責任を以って生み出すわ〜」ってそう言うてくれた。わたしとリインフォース、近くで話を聴いてたシグナム達も「ありがとうございます!」ミミルさんにお礼を言う。
「ええ〜、任せてね〜。それじゃあ〜私への依頼は〜、融合騎1騎だけでいいのね〜?」
「あ、いえ。出来れば、魔導書と杖・シュベルトクロイツの開発もお願いしたい」
「リインフォース・・・?」
「主はやて。今はまだ私が居ることで魔導書もシュベルトクロイツも扱えます。ですが私はいずれ消え逝く身。そうなれば魔導書もシュベルトクロイツも消失します。そうなってからでは遅いので、早い内に造って頂いた方が良いかと」
そうやったな。今のわたしが魔法を使えるのはリインフォースが居ってくれるからや。リインフォースが居らんくなれば、“夜天の書”もシュベルトクロイツも失くなってしまうんや。
「申し訳ないんだけど〜、魔導書と杖に関しては他を当たってくれないかしら〜。融合騎ってほら〜、繊細だから〜、そっちに掛かりっきりになっちゃうのよね〜。ストレージデバイスはミッド式の方が良いだろうし〜。杖はまぁ〜、こっちの技術部でも開発できるけど〜、でもどうせなら魔導書と同じ技術者に造ってもらった方が良いと思うのよね〜。管理局本局、その技術部に知り合いが居
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