第10話 最強チーム
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ぁ・・・」
ラストはいつものノリでいるナツ達に青筋を立てて呟いた。
『引込め、ザコ共!!』
呪歌はあらぬ方向へ向き、口からビームを放ち
向こう側の山を消し飛ばした。
「何したのあいつ!?」
「フィオーレ軍だ。鉄の森の検挙のために派遣されてきたはいいが・・・今の呪歌相手では力不足か。」
「た、退却―!」
その証拠に、フィオーレ軍がわやわやと逃げ出していく声が聞こえてきた。
『決めたぞ、貴様ら全員の魂をいただく!!』
「面白ぇ!やれるものならやってみやがれ!!」
「「「頑張ってな〜」」」
「たった三人で何するつもり!?」
「ていうか、ここのマスター全員でかかれば一瞬で終わりそうなんだが・・・」
ラストは後ろにいた応援するだけのマスター達の方に向き呟いた。
「ルーシィとラストは?」
「今日はもう使える星霊いないし・・・みんなの足引っ張るかもしれないし・・・」
「俺も・・・DBドレッドの魔力が切れてしまってな・・・このままじゃ戦えそうにない」
「言い訳だ」
「「うるさいネコー!!」」
漫才をしていると、呪歌が咆哮しだした。
「あらひどい声」
「何この不快感!?」
「呪歌が始まったんだ!」
「魂を食われるぞい!?」
マスター達が呪歌に怯えていたが
マカロフだけは、余裕な表情を見せた。
「行くぞ!!」
「「おお!!」」
ナツとグレイ、エルザが呪歌向けて突進する
「換装、天輪の鎧!!」
天輪の鎧に換装したエルザは呪歌を斬りつけた。
「アイスメイク・・・槍騎兵」
グレイは氷の槍を形成し呪歌へと飛ばした
「これでも食らえ!火竜の鉄拳!!」
ナツは炎を纏った拳で呪歌の顔面を殴りつけた。
「炎で殴ったぞ!?」
「あっちは氷の魔導士か!」
「鎧の換装とな!?」
マスター達が三人の戦う光景に呆気にとられていた。
『ウゼェぞ、ザコ共が!!』
鬱陶しくなり呪歌は巨大な腕で地形ごと薙ぎ払うが、全て跳んで避けられる。
「も一発食らえ!火竜の翼撃!!」
反撃にエルザの剣が、グレイの氷の矢が、ナツの炎が呪歌に浴びせられた。
「すごい!こんな連携攻撃見た事ねえ!!」
「息ぴったり!」
「あい!」
『ウォォォォォォォォォ!!』
呪歌が行った行動に、ラストが声を荒げる
「まずい、呪歌が来るぞ!!」
呪歌が吸い込む動作をすると、周りの草木が次々と枯れていく。
「緑が枯れていく!?」
「呪歌に吸われてるんだよ!」
『貴様らの魂をいただく!!』
呪歌の音色が放たれようとしていて
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