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マクレガーさんのお話
第一章
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目だ」
 マクレガーさんは全部の畑を守りたいのです、お家の畑を。
 それでなのです、こう奥さんに言うのでした。
「やられた場所があるならな」
「それじゃあ他の辺りにも」
「案山子を置く、そうしよう」
「増やすのね」
「とりあえず適当なものがあるからな」
 案山子を作る道具はあるのです、幸いなことに。
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