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暇にかまけて
第一章
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 早紀は少し考えながら述べた。夫と向かい合ってソファーに座って話すがビールは飲んでいない。彼女は酒は飲まないのである。
「それだと」
「そうだな。ゲームでもしてみたらどうだ?」
「ゲーム?」
「プレイステーションとかウィルとかな」
 そういったものを進めるのだった。
「そういうのはどうだ?」
「ゲームね」
「まず一人でもできる」
 彼は最初にこのポイントを言った。

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