暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
静かな夜〜
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から・・・絶対に、一人にさせないから・・・」

母さん・・・アタシのこと、そんなに心配してくれて・・・

「ありがとう、母さん。・・・あと、ごめんなさい」


「はは、いい映像だな」

「・・・帰るぞ、知也」

「はいはい。明日も頑張りますか」

二人が去っていく。

『なんだか、いいッスね』

「羨ましいのか?」

『オイラは剣ッスから。やっぱり羨ましいッスよ』


触れ合い・・・か。心があるのに自由に動けないのってどうなんだろう・・・


「・・・愛依、今日は一緒に寝よう」

「え?・・・は、恥ずかしいよ母さ・・・」

「(じーっ)」

「(捨てられた子犬の目だ・・・)・・・い、いいよ母さん」

「(パァッ)」

凄く顔が輝いた・・・


「じゃ、俺はここで「咲も一緒」・・・だと思ったぜ・・・」

『川の字決定ッスね』

「はぁ・・・あ、これ使うか。シィ、聞こえるか?」

父さんが通信機でしばらく話した後・・・

「よし、後で飯おごりでオッケーっと」

『シィさんはまだ作業してるッスか?』


「ああ、もう少しやってくって。・・・じゃ、行くか」

「愛依、手を繋いで」

「う、うん・・・これも恥ずかしいな・・・」


両手を両親と握りあい、布団を目指す。明日も・・・頑張ろう!もっと父さんと母さんといたいから・・・!


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