第二話 第一艦隊結成!(電視点)
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ニです」
「提督、それは火神です」
な、なんて高度な会話なのでしょう。電にはさっぱり分かりません。
あれ、ところで今回は電が主役だったのに、オチを司令官と初霜さんに持って行かれ…… あれれ?
数分後。
何だかんだで色々あってそれから艦隊が決定になりました。
次の日から早速、初任務で出撃になるのです。
電は今日、不安で眠れるのか不安で不安で仕方ありません…… あぁ、失敗しないようにしないと……!
ところで、秘書艦なのに全く話についていけなかった電は、こっそりと〜臼やらあぐにやら、多分響ちゃんなら知っていると思い、聞きに行くのでした。
「私も良く分からない」
しかし、残念。響ちゃんは首を横に振りました……
「そうですか……」
「調べてみたけど…… インド神話っていう、仏教の元になった神話らしいね」
「な、なるほど……」
「あまり私達に関係は無いから割とどうでもいいよ」
「で、でも。電は司令官の秘書艦ですから、が、頑張って調べます!」
電が熱気を込めてそう答えますと、響ちゃんが少し困ったように苦笑いしながら、ロシア語で多分、応援みたいな事を言ってくれました。
「Же、Желаю удачи」(ジェ、ジェラーユ・ウダーチ ※が、頑張って)
響ちゃん応援を後押しに、電は燃え上がり、気合をいれます!
こうして、電はインド神話という新しい標的に狙いを定め、秘書艦として分からない事が無いように必死にお勉強をする事になりました。
オマケ
「ちなみに第三艦隊はヴァーユ(風神)で、第四艦隊はインドラ(雷神)です」
「何故そう頑なに水神の名前を入れないのですか!」
「どうでもいいけど、それだったら第一艦隊とかでも別にいいんじゃない? 面倒臭いわ」
「……(私は割と気に入っているが…… この空気だと言い辛いな)」
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