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艦隊これくしょん! タウイタウイ泊地の双子提督!
第二話 第一艦隊結成!(電視点)
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言ったような表情になり、肩を落とします。あれ?
 心なしか、ユウキ司令官が肩をポンポンっと叩いて、「どんまい」っと言ってるような感じに見えました。
 一体何故なのでしょう?
 電は響の隣に行き、アリス提督の周りに居るお姉様達を見回しました。

 そして…… 電は気づきました。

「と、取り敢えず。ユウキには教えてもらったけど皆自己紹介してもらってもいい?」

 アリス司令官は精一杯の笑顔で、ニコッと笑い、自己紹介をするようお願いしました。

「睦月型駆逐艦10番艦、三日月です! 本日タウイタウイ泊地へ着任となりました! よろしくお願いします!」

「初春型駆逐艦四番艦、初霜です。皆さん、よろしくお願いします!」

「はぁ…… 私、何でこんな頭がほのぼのしている提督の部隊に配属されたのかしら? 朝潮型駆逐艦3番艦満潮よ、よろしく」

「私が睦月型駆逐艦9番艦菊月だ、どうかよろしく頼む」

「え、えっと。暁型駆逐艦4番艦、電……なのです。よろしくお願いします……」

「同じく暁型駆逐艦2番艦、響だよ。よろしく」

 何と全員が同じ駆逐艦でした!
 それを聞いて電は同じ駆逐艦仲間が響ちゃん以外にも四人も増えて、嬉しく思うも、司令官の気持ちを考えるとちょっと複雑に思えました。

「やはり、これはデスティニーなのね…… ディアウスの名は伊達じゃないわ……!」
 
 アリス司令官はそう言い、先程までの落ち込み具合は何処へやら、うふふふふふっと不気味に笑い始めます。
 し、しっかりしてください! 司令官! 気をしっかり持って下さいなのです!
 電は心の中でそう念じます。

 ところででぃあ臼って何なのでしょう?

 電がそんな疑問に思っていると、おずおずっと言った感じに生真面目な雰囲気のある、美しく、長い黒髪をした初霜さんが手を上げて司令官に意見をしました。

「提督…… 艦隊に流石に天空神の名前を付けるのはどうなのでしょう?」

 すると、アリス司令官は初霜さんの言葉を聞いた瞬間、「貴女も分かるのね!?」っと言ったように瞳を輝かせ、周りがじっと見ているのに気づき、すぐに咳払いをして冷静さを取り戻して笑顔で答えます。

「大丈夫、きっと貴女達のその速さなら空だって飛ぶ事が出来るわ」

「そ、空? いえいえ、無理です! せ、せめて、ヴァルナ、ヴァルナーニの方が良いのでは? その、水神ですし……」

「ほら…… だって、折角の一番艦隊なのだからそこは皆の父神である最高神の名前が良いなーって思って!」

「な、なるほど…… そんな考えがあったとは思いませんでした!」

 何と、否定をしていた初霜さんが何だか良く分かりませんけど、納得してしまいました! 

「ちなみに第二艦隊はアグ
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