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ルドガーinD×D
第二話:迷子と覚悟とプリンセス
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んだろうな

「まずはミリキャスを助けてくれた礼を言いたい……本当にありがとう、言葉では言い表せない程に感謝している」

そう言って深く頭を下げるミリキャス君のお父さん

「顔を上げて下さい俺は当然のことをしたまでですから」

「それだけのことを当たり前に出来るものは存外少ないものだよ……そういえばまだ君の名前を聞いていなかったね、すまないが名前を聞かせては貰えないだろうか?」

「ルドガー・ウィル・クルスニクです」

「ルドガー君か、いい名前だね、私はサーゼクス・ルシファー、この冥界で魔王を務めさせてもらっているものだよ」

そうだったのか、ミリキャス君のお父さんは魔王だったのか……ん?魔王?

「えっと…魔王ってもしかして……あの魔王ですか?」

「君がどの魔王を思い浮かべているかは分からないが私は魔王だよ、そういえば君は人間だったね悪魔については余り知らないのかな?」

愛想笑いを浮かべながらオリジンにもらった情報を思い出す

検索結果;魔王・冥界を支配するもの、すごく偉い

ふむふむ、ということはミリキャス君は王子様ということかなるほどなあ〜……って

「えー!!?」

拝啓エルへ 俺、王子様と会いました


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