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ハイスクールD×D〜舞い踊りし剣舞姫〜
第三話
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向け出来ないだろ?」

『そ、それはそうだが……』

「話はそれだけだ」

俺はそう結論づけて部屋のドアを開ける。

「さて、どっから始めたもんか……」

ドライグSIDE

「相棒……」

俺は相棒の神器の中で相棒の事を見る。

いや、今まで俺は相棒の心の中でいつも見てきた。

最初は相棒は何の力も持たない子供だった。しかしある時を境に周囲の子供に危害を与えるようになってしまった。

もちろん相棒の意志ではない。

後に気づいたがその時には相棒の中にいた《レン・アッシュドール》と《アレイシア・イドリース》が目覚めており、その力が相棒に流れていたらしい。

あいつの幼なじみである紫藤は気にしなかったが……紫藤がいなくなってから相棒には不運が起こった。

両親が死んだ事だ。そして……相棒には引き取り手がなかった。

それにより相棒は荒みきった……相棒がここまで立ち直れたのはレスティアとエスト……あの闇精霊と剣精霊のおかげと……後は

「お前たちとの和解……そうだろう、《レン・アッシュドール》、《アレイシア・イドリース》?」

俺が振り向くと……そこには一組の男女が立っていた。

男の方は切れ長の瞳に鋭い雰囲気を纏う黒髪の青年位の背丈。女性の方は白銀の髪で温和そうな雰囲気を纏っている。

「そうだな、イッセーは俺たちの事を認めた」

「そして、それでいてなお、私たちとの共存を望んだ」

「そうだな……そして相棒は強くなった」

俺たちの思い描いていた想像以上に……。

「あいつは覚悟を持って俺たちと共存している」

「だったら、私たちも覚悟を持たないと。でしょ?赤い龍帝さん?」

「二人共……ああ、そうだな」

俺たちはお前を見守っているぞ……相棒……。

SIDE OUT
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