第三話
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。もうこんな事は言わないから安心してくれ」
「ゼノヴィアさん……」
よかった……イリナの友人だしな。路頭に迷わせたくはないしな。
「ま、とりあえず座ってくれ。料理作ってくるから」
俺はそう言ってアーシアと共に台所に入る。アーシアはまだ上手く料理が出来ないから俺たちの料理を手伝いながら勉強しているらしい。
そして料理が完成して皆テーブルに座った。その中にゼノヴィア達も入っているのだが……。
「「……………………………」」
「どうした、食え」
「え、えっと………………いいのか?」
「当たり前だろうが。さっさと食え」
「で、でもね………………………」
まあ、それもそうだろう。この人数だから普通と料理の量も増えてくる。そして料理の質も違ってくる。
「い、イッセー君……こんなに料理上手くなってたんだ……」
「ゴクッ……」
イリナよ、それはちょっと酷くないか?それとゼノヴィア、我慢が出来ないのか?
「それじゃ、いただきます」
「「「「「「いただきます」」」」」」
「「い、いただきます……」」
イリナとゼノヴィアは恐る恐る俺の作った料理に箸を持っていき、口に運ぶ。
「「お、おいしーーーーーーーーーいっ!!!」」
二人は同時に叫んだ。
「う、美味い!こんなに美味い物は初めて食べたぞ!!」
「ううっ!美味しいよ、美味しいよぉ!!」
ゼノヴィアは一心不乱に。イリナは泣きながらも料理をどんどん口に運んでいく。
クレア達はいつも通りに食べる。
というかイリナ。何で泣く?
「うぅ……花嫁修行の一環で料理も頑張ったのに……これじゃ負けちゃうよ……」
イリナは泣きながらそう言った。
「「「「「「っ!!!」」」」」」
そして皆、なぜ驚く?まあ、イリナが花嫁修行をしてたのには驚いたが……しかし、なぜそこまで目を見開かせて驚く?
『イッセー。貴方はもうちょっと乙女心を勉強した方がいいわ』
『イッセーは本当に……』
レスティアとエストは何か呆れてるし……。
「それで、どんな事情なんだ?」
「ああ、そうだったな。実は……」
そして俺はイリナ達がやってきた事情を聞いた。
それを聞いて俺が最初に思った事。
「あの、戦争狂は……!」
何でも教会が管理していたエクスカリバーが何者かに盗まれたらしい。
その犯人というのが……堕天使コカビエル。三大勢力の中でも自分達が一番強いと豪語する男だ。
それゆえに力で示そうとしており、俺は戦争狂と呼んでいる。
あいつ……俺がこの町にいると分かっててここに来たな……後考えられるのは現魔王の二人の妹、リアス・グレモリー先輩と支取蒼那
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