第一章
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ですね」
「どうするのだ?」
「とりあえず大卒で職にあぶれている者に好条件を提示して誘います」
これが首相の提案であった。
「そのうえで下士官に部内試験を受けさせて昇格させます」
「それですが」
だがここで横から防衛大臣が言ってきた。彼もスーツである。文官であるということだ。
「下士官は将校の仕事を厄介なことだと考えている者が多く」
「そうなのか」
それを聞いて驚いた顔になる王だった。
「そんな考えがあるのか」
「そうです。ですから部内から上がる者は少ないのです」
「では。彼等の条件もよくしよう」
首相は彼等に対してもこう言うのだった。
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