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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉26話「美しい光弾が飛び交う夜」
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その程度では私は倒せないぞ?紫様にもな!」

式神 「十二神将の宴」

沢山の魔方陣が現れ、複雑に弾が飛び交う。なかなか面倒なスペカだ。

「変幻自在の異空間 〜九尾の光線〜」

9本の光線が飛び、たくさんの種類の弾幕が飛んでいく。
「おや、結構手ごたえのあるスペカじゃないか。」
そういいつつ、すいすいと避けている。さすが藍。紫の式神をやっているだけある。
(『恐怖の眼』!)
心の中で唱えると、スキマが開き、奇妙な目玉がぎょろぎょろしている。スキルカードって別に宣言しなくてもいいのにそしてそこから光線が出てくる。もちろん、ただ発動しただけではない。藍の死角に仕掛けたのだ。
「なっ!?隙をつかれた!?ぐっ!?」
よし、あと4発
「ふふふ、成長したな、裕海。だがここからだ!」

式輝 「狐狸妖怪レーザー」

青と赤の光線が現れ、動きを制限され、その中でこっちに向かって撃ちだされた弾幕をかわさなければいけない。
あまり長期戦にはしたくない。もうこっちの体力は限界だ。ここは一気に決めるしかない。

「蛍石は輝く星に照らされ美しく光る」

「きらちゃん、ほたるちゃん、頼む!」
「いえっさ〜!」
「いえ〜い!」
この子たちの力が唯一の助けだ。
「「くらえ!」」
そう叫ぶと、美しく色を変えながら飛ぶ光線が撃たれた。さて、こっちも仕掛けておいた結界を発動させる。
「ふん、この程度・・・っ!?か、体が・・・動かないだと?そうか、結界か!」
“不自由の変化”の結界だ。これも最低限ではあるが、体が言うことを聞きにくくなる。
「ぐぅっ!!があっ!!ぎいっ!!」
あと2発・・・というところで、誤算が起きた。
「くっ・・・はああああっ!!」
青白い光が突然放たれた。あまりの威力に人形たちも光線ごと吹き飛ばされたようだ。
「裕海、これが『霊撃』だ。これは誰にでもできる、危機回避の技だ。」
霊撃!?そんなものがあったのか。
「いくぞ!九尾の力、見せてやる!」

幻神 「飯綱権現降臨」

とんでもない量の弾幕が飛んできた。なんだが色合い的に避ける気を無くしてしまいそうな弾幕だ。
だが、そんなことではへこたれてはいけない。

境界「月夜と闇夜に潜む不死鳥」

明るい白の弾幕と、暗い青の弾幕に加え、時々とんでもない勢いで放たれる紅い光線のスペカ。
「追加してっと。(『雪月花〜花〜』)」
死角のところに一輪の花が仕掛けられる。
「くっ!?まだまだ私は・・・があっ!?」
花に触れたようで、大爆発を起こした。これはとんでもない威力で、俺の持っているスキルカードの中で最も強力な技。藍はそのまま地面に墜落した。



「はっこっぶっぞぉ〜!」
なんかヘルメットをかぶった妖精メイドが運んで行った。
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