5話 The Origin
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それは、
(ガンバレば原作キャラと肉体関係を持つことも・・・キャハッ♪)
一人で盛り上がりながら、二股以上を掛けるための対策を練る。
方法は3つある。
まず1つ目。
これは一番現実的だ。
恋人になったときと、なる前とで私の対応が変わらなければバレはしない。
ようするに、『スキンシップの激しい』子になればいいのだ。
これならば、浮気現場、ヤッテる最中ではなく、デートとかの最中を見られてもごまかせる。
2つ目。
これはあまり現実的ではない。
それは、完全に隠し通すことだ。
これは難しいだろう。
ほぼ毎日寮で顔を合わせるのにどうやったら隠せるのだろうか。
解決法としては、『このことは皆には秘密だよ?』とでも言っておけばいい。
理由は恥ずかしいから、とか他のことも友達でいたいから変に気を使って欲しくない、とか。
案外これが一番イイのかもしれない。
最後に3つ目。
公言する。『私、一人の男じゃ満足できないから、逆ハーします。いいよね?受け入れて』って。
なんてビッチ発言。これはビッチ岳羽以下だ。
正直ハーレムを認めさせるというのはかなり難しい。
よく小説でハーレム物を読むこともあったが、あれはない。
ありえない。
正直女の立場から言わせて貰うと、無理、その一言に尽きる。
自分の愛している人が他の人も愛している、なんて受け入れられない。
だから、この3つ目の案は正直無理だ。
結論としては、一つ目と二つ目の一部を採用という形になるかな。
『普通に抱きついてきて、手を握ることにも抵抗のない天然の女の子』でいくしかない。
関係が実際になれば、こんどは『皆には秘密だよ?』でいく。
これで完璧だ。
(あぁ、そうだ・・・そういえば、チドリ。お前だけは駄目だ)
結論ができたこところで、思考するのをいったん止め、現実に意識を向ける。
そこにはこれか一年間過ごす月光学園の寮があったのだから。
「ふぅ・・」
自分でも不思議だが、どうやら緊張していたみたいだった。
大きく息をはいて、寮の門の扉を掴み、開けた。
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