眷属、集めます
第23話
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「……冗談じゃなさそうだな」
「ええ、たとえ相手が部長だろうが魔王様であろうが、許可無く入れば消します。鬼械神を持ち出してでも消します。それだけは覚悟していてください」
「分かった。気をつける」
「そう言えば、イッセー君はマナーを習っていますか?それからダンスや悪魔の一般教養は?」
「一応グレモリー家の執事さん達に習ってるよ。そう言う木場達は?」
「僕は教会時代から習っていたからほとんど問題なかったね。白音さんは眷属入りした時に習得したし、ルゥもミリキャス様と一緒に習ってるから最低限のマナーは出来ているよ。アザゼルさんはあんなのでも元総督だから問題ないね。グリゼルダさんも問題は無いしミッテルトさんも飲み込みが早いんだけど、問題はゼノヴィアさんと紫藤さんでね」
「ああ、納得」
「なんとか教え込みますけどね。ルーキーが集まるパーティーまでには」
「木場も呼ばれてるんだな」
「一応ね。この前、掃除がすんだから余裕があるならちょっと顔見せに来てほしいと言われてね。新興組織だからまだ広く知られてないから宣伝に使えそうだから参加するんだ」
「けど、大丈夫なのか?天使とか堕天使も居るのに」
「大丈夫ですよ。喧嘩を売ってくれば最高値で買い取らせてもらいますから。死なない程度に痛めつけてあげますよ」
「……木場って、結構あくどかったんだな」
「そうですか?」
ああ、汚染が進んでいるみたいですね。後でちゃんと処置を施さなければなりませんね。自覚症状が無いのが汚染の一番厄介な所なんですよね。
お昼寝から起きてきたルゥにイッセー君が鍛えるのにちょうどいいレベルのページモンスターを呼んでもらっている間に人間界の屋敷の特殊なポストに届いている郵便物を確認する。このポストに届くのは人間の裏の業界からか、僕個人と友好のある人物たちから送られてくる物ばかりなので立ち入り禁止区域の研究室に持っていってから広げる。
ふむ、マスケレイタさんは復讐を為し遂げれたみたいですね。これからは復讐の旅の間に保護した子供たちを一人でも生きていけるように鍛えていくのですか。何か協力できることがあれば遠慮なく言って来てほしいと返信しておきましょう。
こっちはレイナーレさんの経過報告ですね。実戦にはまだ遠いみたいですけど順調に過ごしているみたいですね。実戦の機会は幾らでもありますからじっくりと鍛えてもらいましょう。
こちらはドクターからの資金援助の申し込みですか。色々とお世話になっているので僕のポケットマネーから出しておきましょう。
最後の一つは、情報屋からです。内容は、2年前から頼んでいた件についての詳細な報告。この報告を待っていたんですよ。これと以前から集めていた情報を使
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