暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
眷属、集めます
第23話
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ど」

剣先から10cm程の所で再度剣を折ると魔力となって霧散していく。

「これ位で駄目になる。もっと強力な剣ならもう少しは耐えれるんだけどね。次は、いつも僕は手元に剣を作ってるけど別に手元にしか作れない訳じゃないんだ。僕が認識出来る位置なら何処にでも作れる事が出来るんだ」

「それって意味があるのか?」

「これだけだとあまり意味がないんだけど、無限の剣製で作った剣はその内包した魔力を使って僕の意思一つで爆破出来るんだ。バルパーは僕の作ったエクスカリバーを芯にして統合してたから不純物が混じっていても凄い爆発を起こしたんだ。さて、何処が凄いと思いますか?」

「何処でも爆破出来る?」

「そうですね。より詳しく言うなら、どんなに警備を厚くしても場所を知られれば爆破され、対峙すればあの時のケルベロスの様に体内に爆弾を仕掛けられるということです。あと、僕はあちこちに顔を出しているので天界、冥界両方の重要拠点の位置も知っていますから」

その言葉で無限の剣製のチート具合に気付いたイッセー君が青ざめます。

「この時点で僕はそれほど接近戦を鍛える必要がないんですよ。剣の精製速度と爆破速度を上げれば完封出来ますから」

「ああ、うん、そうだな」

「それでも接近戦が弱いのかと言われればそうでもありません。まあイッセー君が考えている様な強さではありませんけどね。少しだけ見せてあげましょう。付いてきて下さい」

イッセー君を地下にある訓練場に案内します。

「おや、祐斗じゃないか。どうしたんだ?確かミッテルトの服に術式を編み込んでるんじゃなかったか?」

訓練場に着いた僕達に気付いたゼノヴィアさんが声をかけてきます。

「ゼノヴィアさん、紫藤さん。少しだけ剣に付き合ってもらえますか」

「ほう、祐斗がそんな事を言うなんて初めてだな。イリナ、聞こえていたか」

「聞こえてるよ。でも今ミッテちゃんを鍛えるのに忙しいし」

イリナさんは擬態の聖剣を鞭の様に撓らせてミッテルトさんを追いかけながら答える。

「これの何処が鍛えてるって言うんっすか!?って、うわっ、掠った!?ちょっ、痛い痛い痛い!!」

「はいはい、今回復薬をかけてあげるから大人しくしてね」

イリナさんが側に置いてある回復薬を傷口にかけていく。若干爛れていたミッテルトさんの肌が元に戻っていく。

「そんなに時間は取らせませんよ。ミッテルトさんはその間は休憩と言う事で」

「武器はどうするの?」

「そのままで構いませんよ。こちらは寸止めをしますから、そちらは頭以外を狙って下さい」

「OK、それじゃあ」

「行かせて貰う!!」

傍に居たゼノヴィアさんの破壊の聖剣の一撃を躱してから跳躍して距離を取り、両手に白と
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