タルカスと戦ってるジョナサンの視界はきっとこんな感じ
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・・!!」
砂のドームの効果が分かったらしいオッサンが、何やら力を溜め始めた。マズイか・・・?
「なら俺も準備だ。時計に波紋を流し込む・・・!!」
「潰れろ!! 重戦士スキル『金剛両断』!!!」
「タロット、大アルカナは21番『世界』の暗示するスタンド、世界!!!」
そう宣言し、俺は後方に跳んだ。
結果としてそれは正解だった。
砂のドームを破壊したオッサンの一撃(スキルとか言ったか?)は、さっきまで俺が居た場所を正確に通り過ぎ、俺の肩にカスって地面に馬鹿でかいクレーターを生成した。
「無茶苦茶な威力だな・・・・・。」
俺のカスった方の左腕はさっきから動かないし、やたら痛い。間違いなく骨が砕けてやがる。
だが、今回は俺の勝ちだな。
「ぐ・・・・・うぅ・・・・!!?」
オッサンの胴に減り込んでる、金色の腕。それは俺が地面に投げた時計、それが変化したスタンドのものだ。
世界、DIOの所有する第三部有数の強力なスタンド。
「その力、余すところなく見せてやるよ!! 時よ止まれ!!!!」
その瞬間、辺り一帯の色がモノトーンに変わり、俺とスタンド以外の動きが止まる。
世界の能力、時間停止。
その時間は5秒、決めてやるぜ!!
「やれ、世界!!」
『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!!!!!!』
凄まじいラッシュがオッサンを襲い、トドメとばかりに顔面に打ち込まれた拳が減り込んだ瞬間、時間停止の効果が切れてオッサンが吹き飛ぶ。
「あ、あれ? 一体何が・・・・?」
一緒に時間停止してたテッドは何があったか理解できないみたいだな、無理もない。
「何、ちょっと俺のスタンド・・・まぁ、スキルの効果がテッドにまで行っちまってただけだ。テッドに害はないし、オッサンも倒したからもう大丈「ヨシュアさん危ない!!!」っ!?」
テッドの声に咄嗟に横に跳ぶ。俺がさっきまでいた場所に突き刺さる大斧。
当然投げたのは・・・・。
「元気だなオッサン、あのラッシュ受けて立つのか?」
「当たり前だ!! あんな何されたかも分からないような攻撃で俺が沈むかよ!!」
確かに、オッサンしぶとそうだもんな。
「だが、お前が実力者だってのは分かった。俺も本気で戦おう。」
・・・そう言えばオッサン、さっきまで持ってたの剣だけだよな。大斧なんてどこから・・・・・。
と思ったら、オッサンが何もない空間からデッカイ槍を取り出しました。
「・・・・ハァ!?」
「驚いたか!! これが俺の切り札、ソードマスタースキル『武器庫空間』だ!!」
いや、技名ダサい・・・。
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