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ファンタシースターオンライン2 蒼穹の剣士
第十五話 死闘、ナハト流vs御劔流
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まれた

ジルベール「ちっ…」
真也「くっ…」

お互いは間合いを取った


ジルベールは打撲の傷痕だらけで、裂けた制服から血が出ていた
一方の真也は切り傷が至る所に出来ており、制服が血で滲んでいた

ジルベール「流石…御劔流だな…その逆刃刀でなければ、確実に人を斬殺する殺人剣…」
真也「見事でござるよ…亜音速を超えるナハト流は、目で追うのが難しいでござるよ」

とお互いの流派を称えた二人

キース「御劔流…聞いたことねえな」

結花理「もしかして…あの御劔流!」

エルシア「え、知ってるの?」
結花理「人斬り抜刀斎…の使っていた流派ですわ…」
結花理は震えた声で言った

ユウリ「そ、それって…幾年か前の連続殺人犯の通称ですよね…」
クルル「も、もしかして御劔流って…!」

結花理は唾を飲み
結花理「確実に人を斬殺する…殺人剣でございますわ…そして彼はその人斬り抜刀斎の子孫と言う事ですわ」

カリーナ「にゃ!にゃんだとーーーーー!」

エルシア「そ、それじゃあ…ジル君が殺されちゃうよぉ…」

エルシアが心配で不安になったとき

リン「でもあの刀…なんか変」

とリンが真也の刀を見て言った

アテナ「…あの刀…刃と峰が逆…」
アテナも真也の刀の特徴に気付いた

真也の刀は刃と峰が逆になってる、いわば逆刃刀と呼ばれる特殊な刀である
勿論これでは人は斬れないので対人で御劔流の技が出せるのである

エルシア「あんな刀があるんだね…」
カリーナ「だったら木刀でいいのに…」
ユウリ「木刀じゃジルさんの刀で真っ二つだよ」
カリーナ「あはは…そうだったにゃ…」
クルル「でも強い事は変わらないですよね…ジルさん、あんなにボロボロです…」

改めてジルベールの状態を見たキース達
顔と腕に擦過傷や打撲が数ヵ所出来ており、痛々しい雰囲気であった

アルティナ「大丈夫、ジルは負けない!」
レイジ「ああ、俺はあいつを信じている!」
ミスティ「私もじゃ、ジルが負けるはずが無かろう」
キース「ジル、勝てよ!」





ジルベールは次の一手を考えていた
これまでナハト流の奥義を放ってきたが、殆ど避けられたり止められたりする

真也「ナハト殿…参るぞ!」

真也が逆刃刀を正眼に構え

真也「御劔流・九頭龍閃!」

ドドドドドドドドドカッ!
ジルベール「がはっ…!」
神速の九連撃がジルベールに決まった

九頭龍閃を受けたジルベールは壁に叩きつけられた
エルシア「ジル君っ!」

ジルベール「はぁ…はぁ…ナハト流・霧槍!」

ジルベールが刀の先を相手に向けて刹那で突進した

真也「見切った!」
真也はその突きを受け止めたが、ジル
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