暁 〜小説投稿サイト〜
願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
旅へ…NARUTO世界
救援先が………何処だここ?
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
とある広場に位置する場所。

黒のマントに制服姿という奇妙な格好の少年少女達が集う。

その者達は各自に指揮者棒のような杖を振り上げ、
呪文を唱えている。

その中でも一際注目を浴びている少女がいた。

「おいルイズ!
召喚できなかったら退学だぞー!」

「さっさとやれよー!」

「おいおい、ゼロなんだから無理だろ」

ーーールイズ。
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
ヴァリエール公爵家の三女にして、世間一般では魔法が使えない魔法使い。
故に"ゼロのルイズ"と言われている少女だ。

「五月蝿いわね!
次こそ成功させるわよ!」

周りからの野次に反応しながらも内心で焦るルイズは、
その焦りに感極まって、呪文がおかしくなってしまう。

「この世の全てを凌駕する、従順で、清楚で、美しい使い魔よ!
我が呼び掛けに答え、召喚しなさい!」

"チュドォオオオオン!"

爆発。
杖を降り下ろした先からの大爆発。
観衆は予想していたのか避難は欠かさず、
ルイズ自信も自分の爆発のせいで辺りが見えない。

「いっててて………」

「?」

煙が晴れたその先には……………。














とある森林に囲まれた薄暗い場所。
そこには目隠しをされ、手足を縛られた少女が一人。

回りには数人の男がいる。

「おい、さっさと行こうぜ?」

「ああ、今回は楽な任務だったな。
まさかこんな簡単に日向の娘を手に入れられるんだからな」

「油断は出来ないぞ。
追っ手も迫ってくる頃だ」

男達は口々に話し合い、気持ちは好調を示しているようだ。

「(どうなるの…………誰か…助けて!)」

少女は願う。
少女の家からは大分離れた森の中。
救助が来るのは遠く望めないだろう。

「さ、行くぞ!」

男の一人が少女を脇に抱えて走り出そうとした。

「(誰か…誰か助けて!)」

「おあぁぁぁ!?」

「グバァ!?」

ドスンと黒い影が男に当たり、男は少女を落としてしまう。

「な、何だ!?」

「誰だ貴様は!」

黒い影はゆっくりと立ち上がり男たちを見る。
その顔は……………………。


















sideユウジ

「僕だって頑張ってきたんだよ!
お化け屋敷ではヴィータに首を絞められるし!
昼のご飯はシャマルさんの料理だったし!
ジェットコースターでははやてが…ゴニョゴニョ………」

「俺なんて朝っぱらから高町に追い回されたんだぞ!」

「そっちは良いじゃないか!
僕の方が大変だったんだよ!」


[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ