暁 〜小説投稿サイト〜
願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
旅へ…NARUTO世界
救援先が………何処だここ?
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ばして気絶させた。


「いや、話にならんな……」

俺は肩透かしをくらい、少女の拘束を外した。











「何と礼を述べれば良いか」

あの後、少女の親が駆けつけて事情説明。
その後、日向家へと招かれてのお礼の嵐だ。

「あー、なら暫く此方に滞在するつもりだから
適当にすめる場所を提供してくれると有難い」

俺のことは多少なりとも説明はした。
その為すむ場所等が無いことも知られている。

「それでよいのなら……おい!今すぐ用意して差し上げろ!」

「はっ!」

少女の親父さん、ヒアシが使いの人に命令を下した。

「ところで、これからどうするつもりかね?」

「あー、取り敢えずこの里をブラブラしてみるつもりだな」

今の俺は中学生位の背丈になっているが、ヒアシより年上だと言うことは
告げてあるため、ため口を聞いても問題がないのだ。

「成る程、でしたら暇な時を見てヒナタの話し相手になってはくれないだろうか?
あの娘は同い年の友人が未だにいない。
見た目ではそんなに年も離れていないだろう貴方に頼みたいのだが」

「まぁ、暇なときでいいなら来るよ」

「有難い」

























「んぐぅ…………はぁっ!」

翌朝、恐らく昼に指し当たる時間。
俺は目を冷まして軽く延びをする。

替えの服装が無かったため、今はヒアシのお古の浴衣みたいな着物を来ている。

昨日のうちにわかったことと言えば、この世界が忍の住む世界であると言うことだ。

「忍術………ねぇ」

ーーー忍術。
忍者が使ったとされる様々な技のことである。
一般的に知られているとすれば、"隠れ見"や"変わり身"などが有名である。

「俺する必要無ぇしなぁ」

俺は居間に座り込み、暫くじっとする。
家の外からは賑やかな声に混じって商売や子供、罵声の声が聞こえて…………ん?
罵声って………"ガシャアン!"

「おぉう……」

いきなり窓ガラスが割れ、石が部屋に転がる。
俺は飛んできた破片を丁寧に掴みながら玄関へ歩いて開けた。

「うわっ!?誰か出てきたぞ!」

一人の子供が叫ぶ。

「今の石はこいつが投げたんだぞ!」

そう言ってもう一人の少年が金髪の少年を指差した。

「ほう………貴様らはもう帰れ。
俺はこの餓鬼に制裁を加えるからな……」

ギンッと二人の子供を睨んでやると一目散に逃げ出した。

俺は金髪の少年に体を向ける。

「……………殴らないのかよ」

「は?」

「今制裁を加えるって言った。
殴るなら殴れよ………や
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