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転生者の珍妙な冒険
チートですか、そうですか・・・
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スター。あらゆる武器を使う事から『千刃覇王のタルタス』って呼ばれてます。」
「つっても、ここ数年は冒険者稼業から手を退いて、そこの森で木こり兼狩人みてぇな事してるがな。」
オッサンは割り込んできた、迷惑だな・・・。
てか、木こりね、だからそんなデカい斧持ってんのか。
「成程、要は唯の隠居人か。」
俺の言葉が終わるか終らないかの内に、俺の眼前を何かが通り過ぎ、その何かは地面に減り込んで止まった。
その何か、つまり斧を投げたオッサンは、何故か凄い目で俺を睨んでる。
「なぁテッド、俺なんか悪い事したか?」
「ま、不味いですよヨシュアさん!! フォードさんは自分の実力が馬鹿にされるのが嫌いなんです!!」
「そう言う事だぁ!! テメェどこの誰とも分からん青二才のクセしやがって、俺の実力にケチつけんのか!? 上等だ、テメェ街出てすぐの平原に来い!!」
そう言ってオッサンは、野獣もかくやと言わんばかりの剣幕で俺に怒鳴りつけた。


「捻り潰してやる!!!」
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