チートですか、そうですか・・・
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のような物だそうだ。
「分かりました。じゃあまた明日来ます。」
テッドとはギルドの建物の入口で待ち合わせした。
「えぇっ、ヨシュアさんのランクA+なんですか!!?」
「そうなんだよ、自分でもビックリ・・・。てか、何で一緒に行動してんの?」
この街に入れて、ギルドですることも終わったんだから一緒にいる意味ないような・・・。
「だって、ヨシュアさんこの街のいい宿とか武器屋の場所とか知らないですよね? だから私が案内しようかと・・・。嫌でした・・・?」
止めて、そんな悲しそうな目で俺を見るのは止めて!
「いや、全然嫌じゃないよ。寧ろテッドみたいな可愛い娘と歩けるんだから嬉しいくらいさ。」
取りあえず褒めておこう。この子単純だからそれでいいと思う。
「そっ、そんな可愛いなんて、冗談は止めて下さいよーーー!!!」
ははは、顔真っ赤にして照れちゃった。
「いやいや、俺は可愛いと思うよ?」
「だから止めて下さいって!!」
そんな会話をしながら歩いてると、不意に声が。
「おぉ、サリナじゃねぇか!! 何だいつもの連中はどうしたんだ!!?」
そう言ってやってきた男を見て、俺は固まった。
タ、タルカスや、タルカスがおるでぇ・・・・・・。
嘘だろ、あんなボーンレスハムみたいな腕筋とかどうやったらなるんだよ。
そんな考えに浸ってる俺を無視して会話は進んでいく。
「あ、こんばんはフォードさん。実は・・・、皆やられてしまって・・・。」
「何だそうか、悪い事聞いちまったな・・・。」
「あ、いえ!! フォードさんは何も悪くないです!! 自分たちの実力を過信してパーソンアリゲーター何かに挑んだ私達が馬鹿だったんです!!」
「パーソンアリゲーター!? ありゃあランクCが徒党組んで倒せる、単身だったらBは必要な魔物じゃねぇか。お前の所の前衛はまだD+だろ?」
「えぇ・・・、そのせいで・・・。」
「まぁ、過ぎた事気にしても仕方ねぇや。それより、お前だけでも良く生きて帰ってこれたな。1人で逃げ帰って来たのか?」
「あ、いえ、そこにいるヨシュアさんに助けていただいて・・・。」
タルカスみたいなオッサン(名前はフォードっていうらしい)はようやくそこで俺に気付いたみたいで、めっちゃガン飛ばしてきた。
「あぁ? 何だまだひょろっこいガキじゃねぇか。こんなんがサリナを庇いながらパーソンアリゲーターを倒したってのか?」
その、明らかに馬鹿にした感じの顔にカチンと来た俺は、取りあえずオッサンを無視することにした。
「なぁテッド、あのオッサン誰だ?」
「えっと、私がこの街に来た時からお世話になってるタルタス・フォードさんです。Aランクの、この街最強の冒険者でジョブは重戦士とソードマ
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