後悔は先に立たない、だが、後で後悔してても意味もない
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断末魔のした場所に急ぐと・・・。
「こりゃ、酷いな・・・。」
そこには惨状が広がっていた。
吹き飛ばされて倒されたとでも思っていたのか、油断していたと思われる2人は呆気なく全身を切裂かれたような姿で絶命。その奥ではあの魔物が周囲の索敵をしている。
やっぱり、吹き飛ばさずにその場で何とかしてた方が良かったか・・・・・。
「・・・まぁ、後悔してても仕方ない。取りあえずはアイツにばれない様に近づいて・・・・「あぁっ、皆!!!」なっ!?」
大声に振り返ると、今追いついたのであろうテッドが顔を土気色にして立っていた。
大切な仲間だったのだろう、顔は悲しみに歪み、目には溢れんばかりの涙が湛えられてた。
その目が徐々に怒りにそまり・・・・マズイ!!
「よくも、よくもよくもよくもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・!!!!!!!!!!!!」
止める間もなく、テッドは剣を抜いて魔物に斬りかかった。
「皆の痛みを味わえ!! うわぁぁぁぁぁぁぁぁ『MYOOOO!!!』げふっ!!」
やっぱり駄目か、魔物の裏拳食らってあえなく吹き飛ばされてる。まずあの兜が無かったら死んでたな。
だけど、その兜も脱げて吹き飛んじまった。そこに魔物が追撃をしようと。
「おい、早く回避しろ!! そこは危ない!!」
叫んでも反応は無い、気絶か!!
ヤバい、アイツの触手が来る!!!
「させるかよ、『皇帝』!!!!」
出現した拳銃を使って銃弾をぶっ放す。連射してやろうと思ったが出来ない。スタンドの名前だけだったら弱体化するみたいだ、畜生。
撃った銃弾は、触手が集まる口の部分へ一気に飛び、ぶち当たった。
『MYo!!?』
よし、怯んだな。
回復しようが知った事か、一先ずテッドから距離取らせよう。
「吹っ飛べ、波紋ズームパンチ!!!」
『MUGaAA!!!?』
よし、飛んでった!!!
って、テッドが追いかけようとしてるぅぅぅ!!!!
アイツいつの間に意識が戻って・・・兎に角今は考えてる暇ねぇ!!
「おい、止めろ!! お前だけじゃアイツに勝てないだろ!!?」
「止めないでください、アイツが皆を殺したんです! アイツが!!」
クソッ、言う事聞きやしない。
「だからってお前が突っ込んで犬死することを皆が望んでんのか!!?」
「それはっ・・・・・、何なんですか貴方は!! 私たちの事も何も知らないでしょ!?」
よし、取りあえず怯んだって事は理性が完全に消えた訳じゃない、説得できる。
「あぁ知らないな!! だけど死んだ奴が友達に同じようになってほしくないだろうってのは分かるぞ!!」
「っ・・・・・。」
よし、あと一息!!
「皆、お前に生きててほしいって思ってるハズだ! お前はその思いを無視して犬死するのか、あぁ!!?」
俺の言葉で、立ち
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