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銀河鉄道物語 リリカルな異世界[地球]
気になること
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ヴィータたちを人に戻したがヴィータ以外は本当の名前さえ忘れていた。
そこにはやてが新たに名字として彼女と同じ[八神]をプレゼントして、本当の家族になった。
ヴィータは本当の名前、[夏村綾]を名乗ることになった。

「ごめん、少しこいつとちょっと話をさせてくれ」
「いいで。ただし逃げられたらお仕置きやで。」
「ヴィ???????間違えちゃった。綾ちゃん久しぶりに会ったお兄ちゃんとの会話楽しんでおいで。逃げられたらO?HA?NA?SHIだよ。」
二人に少し脅され
「気を付ける。」
と言い残し二階の部屋に二人で入って行った。

「綾、見ない間に魔法の種類変えたんだ。まあそっちの方が馴染んでいるみたいだね。でもどうして二人にしたんだい?これなら簡単に逃げれるよ?」
攻撃型のブレイク式とただの対人型の古代ベルカ式ではブレイク式の方が強いのは誰でもわかった。
「アタシの兄貴なら妹を傷つけはしない。それに兄貴はもうとっくの昔に死んでる筈だ。それなのに此処にいるのはおかしい、何があったんだ?」
「相変わらず鋭いな。確かにこの時代にもう僕はいないだろう。今いるのは事故のせいなんだ。君たちは銀河鉄道を見たといってたね、綾ならわかっただろ、あれは異次元ホールを越えたものだと。」
綾はやっぱりと言っていた。
「それをあいつらに話してくれれば、ワザワザ捜査する必要なかっただろ。」
「しゃーねえだろ、アタシも一ヵ月前に兄貴が運ばれてきて今回の事件について初めて知ったんだから。」
すると綾は声を小さくして。
「兄貴、逃げるんだったら手伝うよ。友達も大事だけど家族の方がもっと大事だからな。それに頼みてー事があるんだよ。」
「何だよ。無理は聞けないよ。」
すると綾ははやてに見せたことのない笑顔で
「こっちの世界で暮らそう。せっかく会えたんだから直ぐに別れるのも辛いし。」
「わかった。綾にはもう一つ気になることを話すけどいい?」
一枚のメモを出しながら聞いた。
メモ用紙には沢山の星の名前、距離、路線が書かれていた。
「何だよアタシの知ってることなら答えるぞ。」
「この星、俺のいた世界には小さな駅だったんだ。でも今ではこんなにも大きく成っているんだ。この星に何があるんだ?」
そこは綾が知らない、いや時空管理局が知らない空間だった。
「すまねー、アタシは知らねー。したのやつらに聞いたらどうだ?」
「敵に教えてくれるのか?」
「教えてくれんじゃねーか、多分。」
おいおい。と思いながら二人はしたに行き。
綾が事情を説明してくれるとシュテルが
「此処は中央星と呼ばれ、時間鉄道の駅や管理局が在るところです。私たちが今回これに乗ってきました。」
と説明してくれた。そこで未来の頭は閃いた。
「それに乗れば帰れる。綾、一緒にいくか?」

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