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妖精の義兄妹の絆
ブレインVSジュラ
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かったか?」
「ぶ、不気味な事言わないでよぉ〜。夢に出そうじゃない…。」

たったっ

「みなさーん、大変です〜。」
「やっと見つけたぞ!」
「やっぱり、この騒ぎはアンタたちだったのね。」
「ウェンディ!?タクヤ!?」
そこにタクヤとウェンディ、シャルル、エマが合流した。
「おい!!!これ、オレたちのギルドに向かってんだよ!!!!」
「このままじゃ化猫の宿がぁ!!!」
「らしいが、もう大丈夫。」
「「え?」」
タクヤたちはグレイの言っている意味がわからなかったが、それはすぐに理解した。
「ひゃっ。」
「こいつって、たしか…。」
タクヤたちはすぐ側で倒れていたブレインを見て驚いた。
「ヘビ使いも向こうで倒れてるし。」
「じゃあ…。」
「おそらくニルヴァーナを操ってたのはこのブレインよ。それが倒れたって事はこの都市も止まるって事でしょ。」
ルーシィがウェンディを安心させるためにそう分析した。
「気にいらないわね。けっきょく、化猫の宿が狙われる理由はわからないの?」
確かに、ブレインが何故化猫の宿を狙おうとしたのかは分からずじまいだ。
「まぁ、深い意味はねぇんじゃねーのか?」
「そうですよ。たまたまですよ。」
グレイとエマがシャルルに言った。
『六つの祈りが消える時…あの方が…』
「気になる事は多少あるが、これで終わるのだ。」
ジュラはブレインの最後の一言が気になっていたが深い意味はないと判断してみんなには黙っていた。
「お、終わってねぇよ…。早くこれ…止め…うぷ。」
「ナツさん!!!まさか、毒に…。」
離れた所ではナツとハッピーが毒で倒れている。それに加えてナツは乗り物酔いにもかかっており、体調は最悪だった。
「オスネコもよ!!だらしないわね。」
「あい。」
「まぁまぁ、シャルル。落ち着けって。」
タクヤはピリピリしているシャルルを落ち着かせていた。
「デカブツが言ってたな、制御してるのは王の間だとか。」
「あれか!?」
「あそこにいけばニルヴァーナが止められるんだ。」
そう言ってタクヤたちはニルヴァーナを止めるため王の間へと向かった。




















ニルヴァーナ某所
ここではリチャードがミッドナイトを食い止めるため戦闘を行っていた。
だが、それももうすぐ終幕だろう。
リチャードとの攻防で魔力を使い果たしたのかミッドナイトはボロボロの状態で倒れていた
ホットアイも今すぐにジュラたちの元に急ごうとしたとき、ミッドナイトの口が開いた。
「ボクは、夢を見る。」
「!」
「君も夢を見る。」
そう言いながら足を震わせ、立つのもやっとの状態にもかかわらずミッドナイトは立ち上がった。
「!!」
息を荒げながらゆ
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