暁 〜小説投稿サイト〜
妖精の義兄妹の絆
ブレインVSジュラ
[3/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ヴァーナを?できるものか。この都市は間もなく第一の目的地、








化猫の宿に到着する。」
その場にいた者はその名に驚く。それはタクヤとウェンディ、シャルル、エマのギルドだからだ。
「タクヤたちのギルドだ…。何で?」
ハッピーは意味がさっぱりわからない。それはみんなも同じだった。ブレインはただ笑みを浮かべている。
「目的を言え。なぜ、タクヤ殿たちのギルドを狙う。」
「超反転魔法は一瞬にして光のギルドを闇に染める。楽しみだ…、地獄が見れるぞ。」
ブレインはジュラの質問を無視してそう言った。
「エグいな、コノヤロウ。」
「こいつ、許せない。」
グレイとルーシィがブレインに怒りを露にしているその時、
「聞こえなかったのか?目的を言え。」
グレイの後ろでジュラが険しい表情で言った。グレイはおもわず背筋を凍らした。
「うぬのゆうなザコに語る言葉は無い!!!!我は光と闇の審判なり。ひれ伏せぇっ!!!!」
ブレインはそう吐き捨てて高笑いを始めた。
「困った男だ。まともに会話もできんとはな。」
「消え失せろ、うじどもが。」
その時だった。

ばっ

ジュラがが腕をあげ、手をピストルのような構えでブレインを差した。

ゴッ

そして、気づけばブレインは無数の岩によって吹き飛ばされた。ブレイン自身何が起こったのか理解できなかった。

ガガガガガ ズガガガ

その光景にナツたちはただ驚くことしかできなかった。
「…な、何だ。この魔力は…。」
ブレインは驚異的なジュラの魔力に圧倒されていた。
「立て。化猫の宿を狙う理由を吐くまでは寝かさんぞ。」
「も、もしかして、このオッサン…。」
「めちゃくちゃ強い…!?」
グレイとルーシィはジュラの計り知れない力に驚き、希望を見出だしていた。

ズシン ズシン ズシン ズシン

「強ェェ!!!」
「すごい!!!」
「これがマスターと同じ聖十の称号を持つ者…。」
ジュラの魔力に驚く三人。ただ一人それどころではない者もいるようだ。

ズシン ズシン

「う、うぷ…。」
「なるほどな…。少々驚いたが、聖十の称号は伊達じゃないという事か。」
「化猫の宿より近いギルドはいくらでもある。わざわざそこを狙うからには特別な目的があるからであろう。」
ジュラは再度ブレインに問いかけた。
「これから死ぬ者が知る必要はなかろう。」
「あの魔法は!!」
ルーシィはブレインの魔法に見覚えがあった。
「常闇回旋曲“ダークロンド”。」
それはブレインが連合軍に対して全滅を計った魔法だった。そのときはジュラのおかげでなんとか無事だった訳だが。

ギュアアァァァア

ブレインの魔法がジュラに襲いかかる。
「岩鉄壁!!!!
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ