暁 〜小説投稿サイト〜
転生者の珍妙な冒険
憧れてた能力だが、意外と制限多い
[1/2]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
気付いたら森の中だ。
前の世界じゃ見た事もない鬱葱とした森。
アフリカ辺り行けば見れるかも知れんが、ここはそんなに暑くない。
「マジで異世界に来たんだな・・・・。」
思わず感動。まぁ、元いた世界の奴らには悪いけど、どうせ戻れないんだったら今をエンジョイしてやろう、うん。

『お〜い、聞こえるか〜?』
不意に、さっきの神様の声が頭の中に響いてきた。
『その様子じゃと聞こえとるようじゃな。取りあえず色々説明するから聞いとくれ。』
何やらこちらの様子も見えてるらしい神様に取りあえず頷いておく。
『あぁ、因みに、頭の中で思ったらちゃんと会話が出来るから質問があったら聞くんじゃぞ。』
(分かった。)
言われた通りにやってみたら出来た、ちょっと感動だ。
『感動しとるところ悪いが、その力今だけじゃからな? 儂と会話する為に与えとるだけじゃし。』
(了解だ、アンタ自身が会話は出来ないって言ってたもんな。)
『うむ、そう言う事じゃ。取りあえず今いる世界を説明しておくと、此処は「アースプラネット」と言う名の異世界じゃ。ココでは魔物が居り、剣や魔法が存在し、ギルドもあれば獣人やエルフなども居る。言わばお主の世界で言うファンタジーじゃな。で、お主が今居るのはそれなりにデカい街の近くの森じゃ。魔物も出るが、儂と話しとる間は不可視になっとるから安心せい。』
そりゃ安心だ、魔物に今襲われたら俺は戦い方も知らない、またあの場所へ行くだけだ。
『で、お主の能力じゃがな。まぁ波紋の方は大丈夫じゃ、普通に原作通りじゃよ。』
(成程。スタンドは原作と違うのか?)
『うむ、何か1つ、例えば「法皇の緑(ハイエロファントグリーン)が欲しい」とかじゃったら原作通りでいけたんじゃが、お主全部と言ったじゃろう?だからじゃ。』
成程、原作では1人1つだもんな。
(そりゃ悪かったな。で、どう違うんだ?)
『いや、別に謝らんでもいいんじゃがな? 変わった点は、お主は今のままでは1つしかスタンドを使えんと言う事じゃ。それ以外を使うには波紋を流した手でそのスタンドに関連する何かに触れる必要がある。法皇の緑(ハイエロファントグリーン)じゃったらメロンか、宝石のエメラルドか、といった具合にの。そしたら触れた物がスタンドに変わり、お主が手放すまではそのまま使えるんじゃよ。』
成程、いつでも全部使えるって訳じゃないのか。
『後、幽波紋と書いてスタンドじゃ、波紋と同じように呼吸出来ん場所では使えん。』
原作にそんな設定無かったじゃん、デメリット付け足すなよ・・・。
意外と制限が多いな、まぁ、後々どんな物でどんなスタンドが生まれるか考えるのも面白いか。
(分かった。所で、1つだけ最初から使えるのって何なんだ?)
皇帝(エンペラー)じゃよ、この世界に銃は無いからの。』

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ