第一部 異世界邂逅編 〜ヨシュア来訪者〜
序章
あれ・・・? いや、あれ・・・?
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、だったら不問にしよう。で、欲しい能力ってのは俺の思うままか?」
『いや、そこは儂が不問にするところのような・・・・。まぁ、そうじゃよ。基本的に何でもOKじゃ、不老不死とか絶対に傷つかない体とか、そういう自然の摂理を超越したものは駄目じゃよ。尤も、行くのは剣と魔法の世界じゃから魔法はOKじゃがね。』
成程、剣と魔法の世界か・・・。
ならアレもOKかもな。
「じゃあ、ジョジョに出てくる波紋の呼吸法と、後は第三部のスタンドのタロット系全部は出来るか?」
1回使って見たかったんだよな、山吹色の波紋疾走とか、甲冑脱衣とか。
『ふむ・・・、まぁ大丈夫じゃよ。それにしても・・・・ククッ・・・・。』
そう言って神は笑い出した、何だ?
『いやスマンスマン、お主はそう言うだろうと思っておったのじゃよ。あぁ、もう能力は授けたぞ。後は向こうの世界で説明する。』
早いな、もう能力授けれたのか・・・。
そう思っていると、俺の体が光り、足から徐々に消え始めた。
「転生が始まったのか?」
『そうじゃよ。これでお主の第二の人生が始まるんじゃ。儂との会話は最初に能力を教える以外は出来んと思っておいてくれ。』
成程、ちょくちょく小説である神との会話は無理なのか・・・。
「分かった、じゃあ最後に1つ教えてくれ。神のミスで死んだ奴は皆転生させるのか? 運命神とやらの状態を聞く限り何回か起こってそうだが・・・。」
『いや、本来は謝罪の後、全ての罪を帳消しにして天国に逝かせるだけじゃよ。お主を転生さすのはな・・・』
そう言って、奴は笑いながら言葉を続けた。
『お主がジョジョファンじゃからじゃよ。儂もジョジョ好きじゃし、ジョジョファンに悪い奴もおらんじゃろ。』
「・・・・・・・は?」
その言葉を最後に、俺は新しい世界へと降りていった。
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