第百八話 最後の戦いその四
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城を撃つ。だが。
上城もだ、その魔の一撃をだった。
剣を一閃させて氷の壁を作った、それをバリアーとして防ぐだった。
その一連の攻防を経てだ、上城はまた言った。
「お見事です」
「君もな」
加藤もこう言葉を返す。
「素早い攻防だ」
「有り難うございます」
「しかしだ」
ここでだ、こうも言った加藤だった。
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