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FAIRY TAIL 忘却の最期
第9話 ラスト VS プーシャ&ルーガス
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!!」

ラストが言い訳する前にエルザの平手が飛んだ

「ぐもっ!?」

「一刻を争う事態に出し渋っていたとは何事だ!!!」

「だから待てって!!スルー・ザ・ウォール、サブマリーンソイルは地面には潜れるが穴は掘れない!!俺一人が向かってもエリゴール相手では危険すぎるだろ!?」

「まぁそうだよな」

グレイがそう納得するとエルザは我に返る。

「そ、そうだったのか!私としたことが理由も聞かずに暴力を振るうどころか仲間を危険に晒すところだった!私の過失だ、とりあえず私を殴ってくれないか!?」

「あ、いやあの・・・」

「すまなかったラスト!お前は紛れもなく私達の仲間だ!」

そう言ってエルザはラストを抱き寄せ、胸元の鎧にぶつけた

「オイこれなんの拷問だよ!!」

相変わらずな光景にグレイとルーシィが冷や汗を垂らし呆れていると

「姫、開通しました」

バルゴが報告に戻ってきた。

「よし、この穴を通っていくぞ!」

「よっと!」

ナツは負傷したカゲヤマを肩に乗せていた

「カゲヤマを連れて行くのか、ナツ?」

「俺と戦った後に死なれちゃ後味悪ぃんだよ」




てなわけで




「出られたぞ!」

一同は地中から魔風壁から脱出し、駅の外に出ることができた

「先を急ごう!」

「うわすごい風!?」

「姫!下着が見えそうです!!」

と、バルゴは風でなびくルーシィのスカートを抑えていたが

「自分の隠せば?」

代わりにバルゴのスカートが完全に開いていた。

「オイオイ・・・」

「・・・無理だ」

いつの間にか気が付いたカゲヤマがそう呟いた

「今からじゃ追いつけるはずもねぇ。お、俺達の勝ちだよ・・・」

全員が口を開くカゲヤマを見ていたが、エルザは何かに気が付く

「ん?ナツはどうした?」

「あれ!?」

「ハッピーもいねえぞ?」

「まさかあの二人だけでエリゴールを!?」

ナツとハッピーは既に空からエリゴールを追っている最中だった。

「早く行かないと!」

「ダメだ、俺達が借りた魔導四輪が壊れちまってる。」

「仕方あるまい。」

エルザは近くにあった魔導四輪に乗りクローバーの方向へ向かった。

その頃

「貴様・・・何故こんなところに・・・!!」

「お前を倒すためだ、そよ風野郎!!!」

ナツは、エリゴールと対峙していた。


第9話 完


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