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FAIRY TAIL 忘却の最期
第9話 ラスト VS プーシャ&ルーガス
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コミをいれる。

「だって・・・バルゴは地面に潜れるし魔風壁の下を通って出られるかなって思ったんだ」

と、泣き泣きになって言ったハッピーの言葉に

「何!?」

「マジか!?」

「ええっと・・・」

「そっか!!やるじゃないハッピー!もう何でそれを早く言わないのよ〜!」

「ルーシィがつねったから」

「ごめんごめん!後で何かお詫びしますから!させていただきます!とにかく鍵を貸して!!」

「あいお詫びよろしくね!」

ルーシィとハッピーのやり取りに男三人は冷や汗を垂らす。

ハッピーのもらったバルゴの鍵を手に、ルーシィは星霊界の扉を開く

「我、星霊界との道をつなぐ者、汝、その呼びかけに応え扉をくぐれ!
開け、処女宮の扉!バルゴ!!」

現れたバルゴは、ゴリラメイド・・・ではなく

手枷の付いた、スリムな美女だった。

「お呼びでしょうか、ご主人様」

「・・・誰!?」

予想外の出来事に困惑するルーシィだったが

「よぉマルコ!激痩せしたなオメェ!」

ナツは普通に接していた

「バルゴです。あの時はご迷惑をおかけしました」

「痩せたっていうか別人!?」

「別人?」

「どういう事なんだ、バルゴ!?」

「私はご主人様の忠実なる星霊、ご主人様の望む姿にて仕事をさせていただきます」

「前の方が強そうで迫力があったぞ?」

「そうですか?では・・・」

ナツの余計なひと言で

「元の姿へ」

エバルー契約時のメイドゴリラに変身する

「どわあああ!?」

初めて見る姿にグレイは驚愕した。

「余計なこと言わないでいいの!痩せた方でいいから!!」

「承知しました」

そしてすぐに痩せた姿に戻る

「器用だなオイ・・・」

「とにかく時間がないの!契約は後回しでいい?」

「かしこまりました、ご主人様」

「てかご主人様はやめてよ」

そう言われバルゴは鞭を見て思いつく

「では女王様で」

「却下!」

「では姫と」

「そんなとこかしらね?」

「そんなとこなんだ・・・」

「つか急げよ」

脱線する流れをナツが戻し

「では、行きます!」

バルゴは水に飛び込むように地面を掘り始めた。

「おお!潜った!」

「いいぞルーシィ!」

「硬っ!?」

エルザに抱き寄せられたルーシィは鎧にぶつかる。

そしてナツは何かに気付いた

「つーか待てよ?確かラストもバルゴと同じことができなかったか?」

「え?」

「あ、そうだラスト!アンタ地面潜れたじゃない!?」

「何だと!!」

「あ、いやちょっと「バカモノがぁぁぁ!
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