第9話 ラスト VS プーシャ&ルーガス
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目玉から勢いよく接着液が飛び出し、ラストは後ろに下がり回避する。
「接着液か・・・性質はグルー・ティアーとほぼ同じ」
「ウシシシシ!これは女の子を捕まえるために習得した魔法さ!」
プーシャは顔を赤くし息を荒くする。
「女王様もいいが、俺はあの金髪の娘が好みだなぁ・・・捕まえたら何して遊ぼうかな?まずは定番でお医者さんゴッコ・・・」
プーシャの卑猥な発言に、ラストは目を見開く
「なん・・・だと・・・!」
ラストの頭の中では
接着魔法でルーシィを捕獲→プーシャの言うお医者さんゴッコ→接着魔法で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
と、言う形容しがたい図式が生まれ
「お前にルーシィの純潔を奪わせてたまるものか!!!!」
「テメェ絶対俺よりエロイ事考えてたろ!!?」
さすがのプーシャもラストの問題発言に3つの目玉を飛び出してツッコミした。
「ザコ・・・判明」
プーシャの後ろにいたルーガスは
「うおぉぉぉぉぉぉ!!とっても悪い意味じゃねぇかコラぁ!!!」
大声を上げながらラストに右腕を向け、なんと腕を切り離し発射した
「なに!?」
咄嗟の事で判断が遅くなり、殴り飛ばされた。
「腕を飛ばしてきた・・・!?こいつまさか魔導機人か!?」
魔導機人 魔法開発局で開発が進んでいた機械仕掛けの人間、サイボーグだ。
数多くの試作機が造られたが、膨大なコストが掛かる問題で開発計画は白紙になった。
「何故鉄の森が魔導機人を持っている!?」
「答える必要はねぇ。それと俺の事を二度とザコと呼ぶな、俺はひどく傷付いたぞ。」
「そろそろエリゴールさんの魔風壁が発動しているころだろうな」
「魔風壁・・・風の魔法・・・風の中の者を閉じ込める・・・」
魔風壁がどんな魔法か
ラストはそれを思い出すと表情を強張らせる
「お前達の狙いは・・・大量殺人ではないのか!?」
それが目的ならば魔風壁を使う必要はなく、いくらエリゴールでも町全体を覆うことはできない。
「エリゴールはお前達を陽動に残し他の場所に移動した・・・奴の本当の目的は何だ!?」
「本当に勘がいいな、お前」
「時間は掛けられん、連携技で片付けるぞ。」
ルーガスは左腕を外し、外した口をラストに向けた。
「Δキャノン!!」
三角形の砲弾が発射されたが、思ったより弾速が遅い
「何だそれは、さっきの砲撃の方を撃たれた方が厄介だった。」
弾こうとΔキャノンの砲弾を槍で受け止めると
意図したかのように砲弾が規則的に砕けた。
「何だ!?」
「かかったな。」
砕けた弾にプーシャの接着液が引っ付いて
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